FPS・TPS 最新情報
【イベントレポート&インタビュー】田中将大投手の初ファンミーティング「マー君ROOM 2023」は、トークショーあり、『PUBG MOBILE』大会ありで大盛り上がり!
1月22日、神田スクエアにて東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手の初のファンミーティングとなる「マー君ROOM 2023」が開催されました。
イベントは2部構成で、第1部は野球について語ったりプレゼント大会などを行うトークショー「ベースボール ルーム」。第2部は田中将大投手がハマっているオンラインゲーム『PUBG MOBILE』のゲーム大会の「オンラインゲーム ルーム」となっています。
1部、2部を通じてMCを勤めるのは平成ノブシコブシの吉村崇氏。そしてゲストとして、元東北楽天ゴールデンイーグルス投手・現同アカデミーコーチの青山浩二氏が登壇しました。
第1部のトークショーではWikipediaの間違いが発覚!
抽選ナンバーはマー君のストラックアウトで決定
第1部は田中将大投手について書かれているWikipediaを確認し、田中将大投手の軌跡を振り返ります。それと同時に書かれている内容が合っているかの確かめも行われました。その結果、高校通算本塁打数と出身地が間違っているということで、来場者がその場で情報を書き換えていました。
また、サイン入りグラブやサインボール、東北楽天ゴールデンイーグルス仕様のAKRacingゲーミングチェアなどの豪華賞品が当たるプレゼント企画も実施。青山氏が100の位、吉村氏が10の位を抽選ボックスから選び、田中将大投手がストラックアウトを行い、一桁目を決める抽選方法です。本気の投球ではないとは言え、田中将大投手の投球が間近で観られたのは、プレゼントが当たらなくてもファンにはうれしい場面でした。
記者会見としてファンからの質問にも回答。「球場で応援パネルを掲げて応援しているが、田中将大投手は見えているか」という質問に対しては、「パネルは目に入ってきます。特に自分の名前の入ったパネルは目に入りますし、励みになります」と答えていました。質問者は田中将大投手のことを「マー君」と呼んでおり、田中将大投手の人柄の良さやファンとの距離の近さが垣間見えた瞬間でした。
第2部『PUBG MOBILE』大会はガチバトル!
マー君の腕前やいかに!?
第2部は『PUBG MOBILE』を使用したゲーム大会です。3試合予定されており、1・2試合目は通常のバトルロイヤルで対戦します。試合形式はソロ カスタムルーム。1試合目のマップがEragenl(エランゲル)、2試合目はSanhok(サノック)となります。モードは高級カスタムルームで、パルスの速度は1.2倍です。
1試合目に田中将大投手を倒した方には「マー君賞」、2試合目で青山氏を倒した方には「青山賞」、吉村氏を倒した方には「吉村賞」が贈られ、1・2試合目ともにドン勝(優勝)した方にも豪華賞品が贈られます。また、田中将大投手、青山氏、吉村氏がドン勝を獲得した場合は、会場に応援観戦に来た来場者の中から抽選で賞品が贈られるというルールです。最後の第3試合は田中将大投手、青山氏、吉村氏のみが銃器を使用できる“鬼ごっこ”の特別ルールで開催。プレイヤーは戦うことや回復することができず、逃げ回るのみとなります。最後まで生き残った方は「逃げ切り賞」としてこちらも豪華賞品が授与されます。
第1試合:主役のマー君が序盤にまさかの脱落……
第1試合は賞金首となった田中将大投手の撃破とドン勝の行方が注目ポイントでしたが、田中将大投手はなんと車に轢かれて32人中5番目の速さでリタイア。あとはドン勝のみが賞品獲得のチャンスとなりました。
かたや青山氏は潜入した家に他のプレイヤーがいることを感じとり、牽制し合う中で見事に撃破します。移動する場所場所で接敵する青山氏はなんとか3人を倒すも、4人目に倒されてしまいました。
最後の吉村氏はほぼ接敵せず車で移動していきますが、降車した瞬間を狙われ撃ち合うまでもなく倒されてしまいました。最終的に、もしもしももか選手がドン勝。ドン勝賞として田中将大投手のサイン入りグラブが贈られました。
第2試合:漁夫の利を狙う試合巧者の動きでマー君、生き残る
第2試合は、いきなり通信不良で青山氏がマップに入れません。ぎりぎりで通信が復旧するも降りた場所がわからずピンチ。すぐに接敵しますが、ここは落ち着いて倒しました。装備もそろい、屋根の上から敵を発見して銃撃していきますが、返り討ちにあい、35人中7番目に倒されてしまいました。
この試合も賞金首が早々に倒れ、もうひとりの賞金首である吉村氏の動きに注目が集まります。田中将大投手は、今度は“撮れ高的に”早々に倒されるわけにはいかないと、若干消極的な動き。試合中盤にさしかかり車で大きく移動した先に敵を発見し、うまく虚をついて待望のひとり目を倒すことに成功しました。さらに小屋に隠れた敵を銃撃戦の末に討ち取りますが、漁夫の利を狙った敵に狙撃され、リタイアに。
一方、吉村氏は安全地帯外から安全地帯へ移動中、敵に襲われ敗北します。倒したラムラムG選手は、吉村氏のゲーム配信にもよく訪れる見知った顔のプレイヤーだそうです。ここまでにふたり倒した吉村氏でしたが、「明らかに初心者の動きだった」と実力を出せずに終わったことに悔しさを隠せませんでした。
ドン勝を獲得したのは、イモムシチャン選手。5人倒しての堂々の優勝です。ドン勝賞は田中将大投手のサイン入りバット。DH制を採用し、ほぼバッターボックスに立たない田中将大投手の使用済みバットはかなりのレアものです。
第3試合:武器を持つのはマー君たちだけの鬼ごっこルール
第3試合は鬼ごっこルールです。第1試合、第2試合と活躍できなかった3人は一方的に相手を倒せるルールにやる気満々。マップは2試合目と同じSanhok(サノック)です。
序盤に見つかってしまった人は命乞いをして見逃してもらうこともありましたが、一度倒されるとそこからは慈悲はなし。為す術なく倒されていきます。最後まで生き残ったのは、ラムラムG選手。第2試合で吉村氏を倒したプレイヤーです。優勝者には、AKRacingゲーミングチェア東北楽天ゴールデンイーグルスモデルが贈られました。
第2部の様子は田中将大投手のYouTubeチャンネル「マー君チャンネル」にてアーカイブが残っているので、ぜひそちらもご覧ください。
田中将大投手インタビュー「『パワプロ』の能力は気にしてないけど、ちょっと厳しい?(笑)」
最後に、田中将大投手に今回のイベントについてインタビューを行いました。
──初めて行ったファンミーティングの感想をお聞かせください。
田中将大投手:僕自身はすごく楽しく、あっという間に時間が過ぎた感じです。僕はやってよかったと思っています。たくさんの方々に協力していただき、感謝しています。来場してくれた皆さんが楽しめたどうかが一番心配ですね。
──今回イベントでプレイした『PUBG MOBILE』以外にも『ウマ娘』などをプレイしている田中投手ですが、子どもの頃からゲームはプレイしていたんでしょうか。
田中将大:よくやっていました。特にインドア派ってわけではなかったですが、家にいるときは弟と一緒にゲームをしていました。
──『PUBG MOBILE』も『ウマ娘』もモバイルゲームですが、モバイル以外のゲーム機でプレイすることはありますか。
田中将大:モバイル系が多いですね。でもNintendo Switchとかもやっています。『パワフルプロ野球』とか、あとは最近だと『スプラトゥーン3』ですね、あまりうまくはないですけど。『ポケモン』やっています。
──PCゲームはいかがですか。
田中将大:PCは設定とか大変そうでやってないですね。あと操作がキーボードとマウスなのでちょっと慣れない感じがします。周りに詳しい人もいませんし、難しいですね。
──『パワフルプロ野球』にはご自身も登場しますが、自分の能力とかは気になる方ですか。
田中将大:昔は気にしていましたね。今は特に気にしていません。成績に応じて能力も変化していくんだと思いますけど、ちょっと厳しくないか? とかは思ったりします(笑)。
──ちょっとこじつけかもしれませんが、ゲームをプレイすることで野球に影響することはありますか。
田中将大:無理なこじつけではないと思っています。ゲームをプレイすることで息抜きになったり、気分が落ち込んでいる時のリフレッシュになったり。まあ、アスリートはゲームしている時間があったら練習を、と言われがちなんですよね。でも、皆さん仕事ばかりでなく、休息や息抜きは必要だと思います。なので、よりいい心境で野球をやれるためにゲームの時間は大事だと思っています。
──ありがとうございました。
※ ※ ※
球場で見る姿とはちょっと違う、リラックスした雰囲気の田中将大投手が見られた初のファンミーティング。和やかな雰囲気の中で、野球から少し離れて好きなゲームを遊ぶオフの田中将大投手の姿を、ファンも一緒に楽しめるイベントでした。
2023年シーズンの開幕は、2月25日(土)の対日本ハムファイターズ戦から。心身ともにリフレッシュした今季の田中投手の活躍が楽しみです!
田中将大投手のツイッター:
https://twitter.com/t_masahiro18
田中将大投手のYouTubeチャンネル「マー君チャンネル」:
https://www.youtube.com/channel/UCeN36Ng05GquETw5HkPJP6g
田中将大投手|東北楽天ゴールデンイーグルス:https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/202300253689.html
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。