FPS・TPS 最新情報
【VALORANT】新VCT開幕まで間もなく!日本代表が出場する「Pacificリーグ」の大会概要まとめ
『VALORANT』の公式大会「VALORANT Champions Tour」(以下、VCT)の開幕イベントとなった「LOCK//IN ブラジル」が幕を閉じ、インターナショナルリーグのひとつである「VCT Pacific」が約2週間後の3月25日(土)より開催されます。
日本からはDetonatioN FocusMe(DFM)とZETA DIVISION(ZETA)の2チームが代表として参加しています。今回はそんな「VCT Pacific」が始まる前に知っておきたい大会概要(大会フォーマット)を説明していきます!
VCT 2023の全体像
まずはVCT 2023の全体像から振り返ってみましょう。今年からフォーマットが一新されたVCT。その中でも最高峰となるインターナショナルリーグはVCT AMERICAS、VCT Pacific、VCT EMEAの3つの地域に分類される国際大会です。
VCT Pacificは東南アジア・韓国・日本・南アジアから選ばれた10チームが参加しており、最高峰のグローバルトーナメントである「Mastars」と「Champions」への出場権をかけて、10週間におよぶぶ熾烈なリーグ戦を韓国ソウルで繰り広げます。
その後6月に世界大会となる「Mastars」が日本で初開催され、「Champions」への出場権を賭けた最後の敗者復活戦「VCT Pacific Last Chance Qualifier」(以下、LCQ)が7月に、8月にはVALORANTの年間チャンピオンを決める頂上決戦「Champions」が開催されます。
VCT Pacific 2023のフォーマット
次に日本代表が出場するVCT Pacific 2023のフォーマットについて解説していきます。VCT Pacific 2023では、はじめにリーグ戦が行われ、全10チームがシングルラウンドロビン(1回総当たり)方式のBO3(3マップ中2マップ先取)で戦います。全90試合におよぶこのリーグ戦は8週間行われ順位を決めます。
総当たりのリーグ戦を勝ち抜いた6チームは次のステージとなるPlayoffへと進出します。6日間に渡りBO3のダブルエリミネーション方式で行われ、セミファイナルとグランドファイナルのみBO5(5マップ中3マップ先取)へと移ります。
ダブルエリミネーション方式とは?
通常のトーナメント(シングルエリミネーション)と異なり、2度負けると敗退となるトーナメント方式です。そのため、初戦から優勝候補同士が試合をし、どちらかが敗退してしまうなどの運要素が少し改善された方式になっています。決勝戦は0敗のチーム(アッパー側)と1敗したチーム(ローワー側)で行われることになります。
通常のトーナメント(シングルエリミネーション)と異なり、2度負けると敗退となるトーナメント方式です。そのため、初戦から優勝候補同士が試合をし、どちらかが敗退してしまうなどの運要素が少し改善された方式になっています。決勝戦は0敗のチーム(アッパー側)と1敗したチーム(ローワー側)で行われることになります。
このPlayoffを勝ち抜いた上位3チーム(セミファイナル出場2チームとローワー側の勝者)が、6月に開催されるMastars Tokyoへの出場権を獲得します。またこの3チームは、8月に行われる「Champions」の出場権も同時に獲得することになります。今シーズンはSplitが1つしかないため2024年度シーズン以降は仕様が変わる可能性が高いです。
長期的なリーグ戦とはいえど、今後行われるふたつの世界大会に直結しているため、非常に重要な大会になっています。
Mastars Tokyoの出場枠
6月に日本で開催されるMastars Tokyoには、VCT PacificとVCT AMERICASからPlayoffを勝ち抜いた各3チーム、中国から2チーム、そして「LOCK//IN ブラジル」で優勝を果たした🇪🇺FNATICが所属するVCT EMEAから1枠多い4チームの計12チームが出場します。
VCT Pacificに所属する日本チームはリーグ戦で上位6チームかつPlayoffで上位3チームに入らなければならないため厳しい道のりになります。
6月に日本で開催されるMastars Tokyoには、VCT PacificとVCT AMERICASからPlayoffを勝ち抜いた各3チーム、中国から2チーム、そして「LOCK//IN ブラジル」で優勝を果たした🇪🇺FNATICが所属するVCT EMEAから1枠多い4チームの計12チームが出場します。
VCT Pacificに所属する日本チームはリーグ戦で上位6チームかつPlayoffで上位3チームに入らなければならないため厳しい道のりになります。
7月には世界大会への出場権を獲得した3チームを除いた7チームによるLCQ(敗者復活戦)が開催されます。これがVCT Pacific内での最後の国際大会になります。LCQで優勝したチームは「Champions」への最後の1枠を獲得することができます。
■VCT Pacific 2023:大会形式について(動画)
Pacificリーグのスケジュール
VCT Pacificは3月25日(火)〜5月28日(日)まで開催されます。3つのステージに分かれており、各ステージの日程は以下の通りです。
- 【リーグ戦】3月25日(土)〜5月16日(火)
- 【Playoff】5月19日(金)〜5月22日(月)
- 【セミファイナル/グランドファイナル】5月27日(土)、28日(日)
リーグ戦は3月25日(土)から毎週土・日・月の18時(日本時間)から試合が行われます。戦いを締めくくる5月12日(金)〜5月16日(火)のみ5日連続で試合が行われ、Playoff進出チームを決定します。
まとめ
さまざま変更があり新たに生まれ変わったVCT。年間を通して試合を見ることができるリーグ制に代わり注目している人も多いでしょう。日本から参加する2チームをMastars Tokyoで見れるよう、応援していきましょう!
© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
https://twitter.com/VALORANTjp
VALORANT Champions Tour JAPAN:
https://twitter.com/valesports_jp
■配信URL
Twitch:
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/@VALORANTjp
AfreecaTV:
https://bj.afreecatv.com/valorantjp
【nemuminimizu プロフィール】
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。