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【VALORANT初心者攻略指南】新マップ「サンセット」——夕焼けのロサンゼルスで中央エリアを軸に試合が展開する10個目のマップ
日本時間2023年8月30日(水)からスタートする『VALORANT』(ヴァロラント)のEpisode7 ActⅡから追加される新マップ「サンセット」。
今回はそんな新マップ「サンセット」を先行プレイすることができたので紹介していこう。
夕暮れ時のストリート//サンセット
2023年8月30日(水)からゲームに追加される新マップ「サンセット」は、Riot Gamesのホームタウンであるロサンゼルスをモチーフにしており、フードトラック、アールデコやミッション様式の建築物、交通渋滞、ネオンに彩られた夕暮れやグラフティなど、ロサンゼルスのカルチャー要素が多く盛り込まれている。
マップは3レーン、2サイトの構成になっており、中央エリアのコントロールが軸になってくる、パールやブリーズに似た構造だ。
ここからは各サイトで注目したいエリアを紹介していこう。
ダブルピークに注意!
Aサイトへ通じるAロビー~Aメイン、Aエルボー
攻撃の際、Aサイトへ向かう場合はまずAメインで戦闘が起きるだろう。そこで注意したいのがAメインとAエルボーの両側からAロビーに射線を通せる点だ。ダブルピークをされたら本陣が崩壊しかねないため、Aメイン取得のためにある程度のアビリティは必要になりそうだ。
Aメインを取ることができればAエルボーとA挟みで攻撃を展開することが可能に。さらにマップの構造上、中央エリアを取得してもAサイトには直接絡み辛いため、Aメインを取得することがほぼ必須だ。
逆に防衛側の初動はAロビーをしっかりと抑える動きが重要になるだろう。
エリアコントロールが重要!
Bサイトへ通じるBロビー~Bメイン、Bマーケット
Bサイトへ向かう道はBメインを通るパターンとBマーケットを通る2パターンがある。Bメインは比較的シンプルな作りになっており、Aメインよりは簡単に取得できそうだ。
また、中央エリアからBマーケットを取得することでBサイトの手前側を挟みこむことが可能。サイト内に大きな柱があるため手前だけ抑えてスパイク設置に持っていくのも良さそうだ。
防衛側は大きな柱をうまく活用してサイト内で耐えることも可能。人数差があっても立ち回り次第では逆転が起こりうる地形だ。
設置位置がカギを握る!各サイトのスパイク設置ポイント
続けて2サイトのスパイク設置ポイントを紹介していこう。
臨機応変な設置が必要なAサイト
サイト内のほとんどにスパイクが設置可能なAサイト。そのため、取れているエリアによって臨機応変に設置位置を変更する必要がありそうだ。
Aエルボーをしっかりと保持することができるならばAサイトの角に設置するのもいいだろう。しかし、Aメインからの射線は通せないためサイト内とAエルボーで耐える必要がある。
サイト内にも遮蔽があるが、マップの構造上挟まれやすく、耐えるのは難しい印象。AエルボーかAメインから射線が通せるオープン設置が最善の策だろう。
大きな柱が特徴的なBサイト
ブリーズのBサイトを彷彿とさせる構造。サイト深くまでエリアを広げなくても設置を安全に通せそうだ。
Bサイトの設置位置でお勧めなのは柱の手前設置だ。Bマーケットと挟み込めれば安全に設置することが可能。さらに2方向から射線も通せるので解除阻止がしやすい。
似たような設置位置としてサイト内の箱前に設置も有効。BメインとBマーケット両側から射線を通せるが、どちらも身体を大きく出してピークしなければならない。
メインからサイトまでがかなり近く解除遅延のアビリティで時間を稼ぐよりもエリアを広く確保したり、BメインとBマーケットの2射線を保持することが重要になりそうだ。
やはりカギを握るのは中央エリアのコントロール
中央エリアを取得することでAサイトを攻める際はAリンクに、Bサイトを攻める際はBマーケットに圧力がかけられるようになる。また、ローテーションの際にも中央エリアを通ることが多くなるため、おさえておきたいエリアだ。
スナイパー有利なレンジでもあり、中央エリアを軸に各メインのコントロールが初動の動きになるだろう。
デべロッパーコメントシート
最後にデべロッパーのコメントを紹介しよう。
——「サンセット」を開発する際に目標としたことはなんですか?
Joe Lansford(リードマップデザイナー):VALORANTには3レーンのマップが数種類ありますが、中央のエリアコントロールに重点を置いたマップは長い間作っていませんでした。
そこで今回の「サンセット」を作ろうと考えたのです。「サンセット」にはコントロールが比較的難しい中央エリアがあり、攻守のどちらかが有利になる特徴はありません。
概ねライフル射撃に適しており、このエリアを確保したチームはさまざまな戦略が可能になるはずです。「サンセット」では、双方のチームが中央エリアに焦点を置いた戦略に取り組むことになるでしょう。
——「サンセット」をデザインするにあたって、何からインスピレーションを得ましたか?また、このスキンで伝えたい重要なコンセプトは何ですか?
Joe Lansford(リードマップデザイナー):アートに関しては、まさにライアットのオフィス周辺がインスピレーションの元になっています。マップには、ロサンゼルスの多様な文化的要素をいたるところに盛り込みました。フードトラックや交通渋滞、アールデコの建築物からネオンに彩られた夕暮れまで、ロサンゼルスの風景をお楽しみください。
——「サンセット」をデザインした際の、予期せぬ課題や特筆すべきエピソードはありますか?
Joe Lansford(リードマップデザイナー):理想のライティングを表現するには、アートとデザインの間で緻密な調整と協力が必要でした。ピンク色の地平線と長く伸びた影でロサンゼルスの夕暮れ時の雰囲気を出そうとしましたが、これはゲームプレイにはいい効果をもたらしませんでした。
試行錯誤を重ねて、追い求めたトーンと明瞭性が両立するスイートスポットを見つけることができたと思います。余談ですが、初期のバージョンには、プレイヤーが踏むとダメージを受ける「酸性の水溜まり」もありました。
まとめ
今回は先行プレイのレポートとして新マップ「サンセット」の紹介をしてきた。Riot Gamesのホームタウンをモチーフにしているだけあって期待値も高く、今まで以上にタクティカルな試合を楽しめそうだ。
今回紹介した「サンセット」は日本時間8月30日(水)から配信される。
© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission
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