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【Curumi選手×Raderコーチ インタビュー】Curumi「Raderコーチは優しいおじさんです」——新体制となったFENNEL HOTELAVAが再び世界へ立ち向かう
『VALORANT』女性部門公式大会「VALORANT Game Changers 2023」が今年も開催中。9月30日(土)から開催中していた国内予選も閉幕し、年間王者を決める「Championship」進出をかけた東アジア予選「East Asia Qualifier」が10月25日(水)からスタートする。
ZETA DIVISION GC(ZETA)、DetonatioN FocusMe(DFM)、FENNEL HOTELAVA(FL HOTELAVA)の3チームが日本代表として出場が決定。今回は、そんな日本代表チームの中から、昨年は世界大会の「Championship」への進出を果たしリベンジを狙うFL HOTELAVAのCurumi選手、Raderコーチにインタビュー。
新体制となったFL HOTELAVAの強みとは、新たに加入したRaderコーチとともにうかがった。
楽しかった世界大会とは一変、
悔しさをバネに過ごし続けた1年間
Curumi選手(以下、Curumi):お久しぶりです。去年ぶりですよね。めっちゃ懐かしい!
——お久しぶりです! そうですねちょうど1年前になるのかな。昨年は「Championship」に進出したFL HOTELAVAですが、昨年と比べてチームの体制も大きく変わったように感じています。その辺も踏まえて、この1年FL HOTELAVAに何があったのか教えてください。
Curumi:まず、KOHALとsuzuがZETAに移籍しました。移籍の理由は、まあプロの競技シーンではよくあることだと思うんですけど、それと同じだと思ってもらえればわかりやすいかな。
suzuはもともとレンタル移籍だったこともありますが、KOHALとFestivalに関しては方向性の違いが大きかったと思います。
——なるほど。そういった形でチームが再編されたんですね。昨年はChampionshipに進出したものの大きな結果を残せなかった——。それでもCurumi選手はインタビューで「とても楽しかった」と話していたのを覚えています。ただ、当然悔しい気持ちもあったと思うんです。その中でこの1年間をどのように過ごしてきましたか。
参考インタビュー:
「すべてが輝いて見えた」FENNEL HOTELAVA 初めての『VALORANT』世界大会に幕!
Curumi:Championshipに出場したあとは本当に楽しかったという気持ちしかなかったんですけど、アーカイブを見返すたびに「自分たちの基礎ができていない」ことを目の当たりにしています。
「ちょっと考えればわかるよね」みたいなマクロ感でのミスがものすごく目立っていて、1度したミスは絶対しないようにしないとなっていう気持ちで活動を続けていました。
例えば、実際練習で指摘されたことは基本的にメモしていて、合間に見返すなどして自分なりに努力はしています。
——すでに国内予選は終わり、今シーズンのFL HOTELAVAは非常に好成績で勝ち進んでいるのを見ると、そういった努力がとても生かされているようにも思えます。
Curumi:そうですね。コーチ陣がスカウティング(分析)してくれた対戦相手に大差で勝てている時なんかは、あの練習の成果がでているなって感じてましたね。
知られざるRaderコーチ加入秘話
——そんな中、Raderコーチが今年から加入されたということなんですが、Raderコーチってどんな人なのかなって結構謎めいていました。せっかくなので自己紹介をお願いします。
精一杯頑張ります。
— Rader【FENNEL ホテラバ】 (@Rader_Min) March 17, 2023
よろしくお願い致します!!!! https://t.co/SfjH4KVC4W
Raderコーチ(以下、Rader):はい。初めましてRaderです26歳です。
僕は13歳から『スペシャルフォース2』というFPSタイトルの競技シーンで活動していました。コミュニティー大会や公式大会に出場しては準優勝やベスト4にまで上り詰めるような結果を残していたのですが、16歳になって学業に専念するために本気でゲームをするのをやめてましたね。それからはたしなむ程度にゲームをしていました。
それから社会人3年目ぐらいの時に『VALORANT』がリリースされて再び競技シーンに戻ってきたって感じですね。
——『VALORANT』リリースされた当時は選手として活動していたんですか?
Rader:そうですね。友人に「アマチュアだけど(選手として)活動してみない?」って誘われて選手として活動していました。当時はチーム名も決めていないようなチームで活動していましたが、アマチュアチームを転々としたのち、AVALON Gamingでコーチとして活動するようになりました。
——そもそもAVALON Gamingでコーチをやろうと思ったきっかけってあったんですか?
Rader:若い頃はやんちゃしていた時代もあったんですが、学生時代に塾教師として働いていていたこともありました。また中学校時代、塾に通い出してから成績が伸び、性格面でも成長することができたことを経験し、「何か人に教えることをしたいな」っていうのが学生時代からの夢でした。
Curumi:へぇ〜。
Rader:教師としての経験はあったし、コーチになってもちゃんと教えられる自信があったので、AVALON Gamingに入るタイミングでコーチになったというのがきっかけですね。
——Curumi選手も知らなかった?
Curumi:「教えるのが好き」っていうのは初めて知りました。ただ、そういうのは(実際にコーチングを受けて)ふしぶしに感じますね(笑)。
——どのような時にそれを感じますか?
Curumi:例えば、説明する時も重要なポイントがめちゃめちゃわかりやすいんです。多分話し方がうまいのかな——フィードバックも内容がスッと頭に入ってくるような話し方をしてくれます。
——ちなみにFL HOTELAVAのコーチになったのは何かタイミングがあったんですか?
Rader:もともとFLアカデミー部門のコーチとしてトライアウトを受けたんですが、個人的にその時の雰囲気がとても好感触で、先方からも高い評価をいただけていました。ただトライアウトを受けている間にアカデミー部門の解散が決定して、そのタイミングで「もう一度(GC部門で)トライアウトを受けてみませんか?」ってFL側からお声がかかったんです。
下世話な話になっちゃうかもしれないですけど、何かを教えながらお給料もらえるなら——という感じでしたので、アカデミー部門だからとかGC部門だからとかそういった感じではなく、就職活動の一環としてFLにトライアウトを受けていました。
——なるほど。Raderコーチが入ったことによってチームはどのように変わりましたか?
Curumi:Raderコーチが入る前のFL HOTELAVAって結構まとまりがありませんでした。もちろんEuler(おいらー)コーチにいろいろ教えてもらいましたが、コミュニケーションエラーが課題になっていました。
Raderコーチが入ったことでそういったエラーがとても少なくなったのを感じています。作戦の色なんかはコーチ陣によってがらりと変わるので、違いがあって面白いなあと感じることもあります(笑)。
Rader:僕はすごく基本的なところを重要視するコーチなので、最初は基本的なところから教えていくといった取り組みをしました。次にチームの中での共通認識を作る。「ここで戦おう」とか「このエリアで戦おう」といったチームのルール作り意識しましたね。
——基礎的なところっていうのはどういう感じなんでしょうか。
Rader:ものすごく基本的なところだと、「ひとりで戦わないようにしようね」とか「ピークする時はふたりでピークしようね」とか1番最初そういった部分ですかね。
——そういった基礎的な部分を修正した結果、FL HOTELAVAはZETAとREIGNITE Lilyに1敗しただけで非常に好成績を収めてますもんね。ただ、昨年「コーチは難しい」という投稿をしていたのを見かけました。どういった部分にコーチの難しさを感じていますか?
コーチは難しい
— Rader【FENNEL ホテラバ】 (@Rader_Min) May 9, 2022
Rader:2点あって、ひとつ目は自分の考えを伝えるのが難しいと思っています。自分の言語化能力によって、100伝えたと思っいることが、相手にしたら12くらいにしか伝わっていないとか——。もうちょっとうまくいったら、50になったり80になったりっていう、自分の伝え方によって相手が受け取ってくれる割合が変わるという部分はものすごく難しいですね。
もうひとつはアプローチの難しさですね。自分と選手たちの考えるプロセスやコミュニケーション、結果の良しあしなど、人と人なのでさまざまな違いがあります。その中で選手の意見をくみ取りながら、どうやってこっち側に引き寄せるかみたいなところのアプローチをするのが、コーチとして活動する上ですごく難しい部分ですね。
——なるほど。コーチと選手で話し合う時間っていうのはあるんですか?
Rader:以前はなかったのですが、最近は話し合いをする時間を作るようにしました。「活動終わった後の1時間、みんなで話そうね」みたいな。
Curumi:例えばその日練習したマップで、ここ修正した方がいいかなって思う時、練習中に「この部分メモして欲しい」ってコーチに伝えます。
そのメモの内容を見返して、アビリティーの入れ方だったり、味方の配置だったりを話し合いの時間の時に修正するかな。
めまぐるしく変化する競技シーンの難しさ
——そういえば、Curumi選手は昨年と比べてピックプールが広がっていますよね。以前はソーヴァやフェイドといったイニシエーターに特化していましたが、最近ではオーメンやKAY/O、ブリーチに、ブリムストーン、アストラ——。本当に多くのエージェントをピックしていますね。
Curumi:入るメンバーによってそれぞれのピックが違うんですが、私はそうですね……。余り物をやっている感じなんですよね(笑)。それでも自分の勉強にはなるので、楽しくはやっていますよ。苦手意識とかもないので、毎日、新しい発見ばかりで楽しいですね。
——この役割分担ってコーチが決めたんですか?
Rader:いや、チームメンバー各々が得意なエージェントがいる中で、Curumiが「何でも使うよ」っていってくれたので、「んじゃ、Curumiさん、ごめんお願いね」って感じでした(笑)。
——そうだったんですね(笑)。確かに以前Curumi選手がやっていたことを、uka選手がやっているようにも感じました。
Curumi:そうですね。私がやっていた役をukaにやってもらっている感じですね。以前は、KOHALがフラッシュ系を全部やってくれていたんで、今はそれを私が担当していることもあります。
——確かKOHAL選手はIGLもやっていましたよね。今は誰がIGL何ですか?
Curumi:今はLenちゃんがやっています。Split 1の時は私がやっていて、今までは全員が自分のやりたいことを発言するっていうスタイルだったのですが、それだとまとまりが出なくて——。「一番ゲームの理解度が高いLenちゃんがIGLやった方がいいんじゃないか」って話になって、今は任せています。
——Len選手にIGLが変わったのはいつ頃ですか?
Rader:Split 2でREIGNITE Lilyに負けてからLenに変えようって話になりました。
Curumi:もう効果てきめんですね。めちゃめちゃ変わりました。ゲームの理解度が高いから、試合を見返してもインゲームでコールすることがほぼほぼ正しくて——。もちろんラウンド中は各々も判断もありますが、基本Lenちゃんのいうとおりにやってます(笑)。
Rader:正直いうと賭けでもあったんです。今までLenをIGLにして試したことがなかったんですけど、このまま何もせずに進むのは無理だなって感じたので、Lenを信じて任せることにしました。
——今お話いただいたように『VALORANT』の競技シーンって、チームメンバーの役割が変わることはもちろん、アップデートがあったり、新エージェントが追加されたりと、めまぐるしい変化があると思っています。選手としてコーチとして競技シーンの難しさはどのように感じていますか?
Curumi:私は根っからのFPS好きなので、その辺もひっくるめて楽しいって感じちゃいますね。(チームメンバーに)任されるのがものすごくうれしくて、「こんな短い期間で、ここまでできるのか!」ってコーチに反応されるのを糧にやってます(笑)。
Rader:マッププールの変更も難しい課題ですね。練習期間が短い中で、何か判断する時がどうしても来てしまうので、コーチ側から迷いは出さないように「もうこの作戦で行くよ」っていう決断したものを伝えるよう努力しています。
キーワードはわかりやすい作戦!
——せっかくなので、新メンバーのuka(うか)選手、YamzzI(やむち)選手、miNt(みんと)選手の魅力も教えてください。
Curumi:YamzzIに関しては去年から対戦していましたし、その時からめちゃめちゃ強くてかわいいなって思ってて(笑)。それで記憶に残っていたのを覚えています。miNtはFestivalも入っていたリオカンパニーというエージェンシーにいて紹介してもらいました。
ukaもSplit 1で一度対戦したことがあって、Festivalからも激推しされたこともあって迎え入れようって話になったんですけど「その迎え入れた本人がおんらくなるんかーい」って(笑)。
ただ全員そろってちゃんとロスターが確定したのって8月の初めぐらいで、2カ月くらい前に1から練習をはじめてたので本当に時間がなくて大変でした。新メンバー3人の対応力というか、チームになじむのがすごく早くて助かりました。特にmiNtが強すぎて言葉が出ないですね(笑)。
——直近でZETA GCのMoco選手とryota-コーチにもインタビューをしたんですが、その時にmiNt選手とYamzzI選手の強さは話題になってましたよ。RaderコーチはFL HOTELAVAをどのようなチームだと感じていますか?
参考インタビュー:
【Moco選手×ryota-コーチ インタビュー】社会人からプロeスポーツ選手へ——自分の夢を切り開いたZETA DIVISIONへの思いとは()
Rader:Lenの冷静さでまとまるっていうのもありますけど、人数不利になった時のYamzzIやmiNtを筆頭とした爆発力も備えている——。どちらにも振り切ることができるので、敵チームとしては対応しづらいんじゃないかなと思っています。
——YamzzI選手やmiNt選手は韓国人選手ということで、コミュニケーションエラーの不安はなかったのでしょうか。
Rader:どうしてもエラーは起きてしまうので、作戦を果物の名前に置き換えるといった簡単なワードを使うようにして極力エラーがでないように努力しています。
Curumi:インゲーム中のコールは日本語が多いですね。オルンチョ(右)とかウェンチョ(左)簡単な言葉は韓国語で伝えることもありますよ。英語も多いかな。
——果物の名前の作戦って、具体的にどんな作戦なんでしょうか。
Rader:モモだったり、レモンだったりとか。相手のすばやいリテイクに対して、スパイクをプラントせずに警戒することをモモって表現したり、自分たちがエリアを取りに行くときに相手にアビリティーを使わせる動きをするときはレモンって表現したりしています。
Curumi:「プラントちょっと待って〜。モモしよう」とか「敵速いからモモしよう。モモ!モモ!」みたいな(笑)。
Rader:実はこれ、選手陣からの提案なんですよ。
——ええっ、これ元々誰の案だったんですか?
Rader:これはー、Festivalか……?(笑)
Curumi:ちょっとよく覚えてないな。初期メンバーの誰かですね(笑)。
——では、最後にEast Asia Qualifierに向けての意気込みをお聞かせください。
Curumi:Split 2を終えて感じたのは「私たちの伸びしろが半端ない」ってことですね。ZETAに負けたことは悔しいし、勝ちたかったですけど、それ以上に得られた成果があったなって感じています。2マップとられた後「どうやったらここから勝てるのか」というのを5人で発言して修正できたのは、ひとつの気づきだと思っています。
SNSで発言したように、East Asia Qualifierでリベンジできると思っているので今から楽しみですね。
vs ZETA GC 2-3 LOSE👊GG!!!
— Curumi🫧 【FENNEL ホテラバ】 (@milk_crm) October 9, 2023
負けちゃったけど、初めて公式試合で当たれて5マップ全部戦えてめっちゃ楽しかったしめっっっっちゃ燃えた!!!!汗かきすぎて今日だけで2kg痩せてそう!!wwww
EastAsiaでリベンジさせて下さい。ミクロミス修正して仕上げます。長い時間応援ありがとうございました🥳✨️
Rader:本当にがんばってくれたなって感じています。ZETAやDFMはスカウティング通りの戦い方ではあったんですけど、先ほどお話しした「伝えることの難しさ」もあり、僕が重要だと思っていた部分が選手にはちゃんと伝わっていなかったという部分は、僕自身悔しく感じます。
ただCurumiが話してくれたように、自分たちの修正力があればEast Asia Qualifierでも勝てると思っています。
チームが結成して2カ月でSplit 2は準優勝という、ものすごく急成長しながら自分たちも歩んでこられたと思ってるので、East Asia Qualifierでは、さらに成長したFL HOTELAVAを見せられると思います。
優勝めざしてがんばりますので、応援よろしくお願いします!
——ありがとうございました! ちなみに気になるチームはいますか?
Curumi:私は🇨🇳EDward Gaming(EDG)ですね。🇨🇳EDGとはよくスクリムをしているんですが、お互いどっこいどっこいでいい試合してるんですよ。自分たちのチーム以外で🇨🇳EDGがどんな戦いを見せてくれるのかが気になっています。
ZETA GCに関しては、East Asia Qualifierでリベンジしますよ。マジで!
——あはは。実際に元メンバーでもあるKOHAL選手とsuzu選手と戦ってみてどうでした?
Curumi:やっぱり強いですね。元メンバーでもあり、リスペクトしている相手と、真正面で戦うっていうことが大会以外ではほとんどないので「強いけど勝ちたい」っていう感情ばかりが前に出てアドレナリンでまくりですよ!
Rader:僕は🇨🇳Attacking Soul Esports(ASE)ですね。情報があまりになさすぎて、どういうことをしてくるのかがわからなすぎて気になってはいます。
——ありがとうございました!
———
国内予選では惜しくもZETA GCに敗北し優勝を逃してしまったFL HOTELAVA。しかしCurumi選手の言葉通りEast Asia Qualifierでリベンジを果たすのではないかという熱意がインタビューを通じて感じることができた。
メンバーの移籍が多い中、なぜFL HOTELAVAに残ったのかという問いに「FENNELという組織にお世話になっているので、今年も同じチームで出たいというのが心の根底にはあった。移籍はまったく考えていなかった」とCurumi選手。
一方で、宣材写真とはウラハラ?に物腰柔らかなRaderコーチ。「まあ、大人になった感じですかね。ただ見た目通りの勝ち気な心は今でもあるんで(笑)」と期待を込めたひと言もポロリ。メンバーからは「優しいおじさん」といわれてはいるものの、心に秘めた野望は誰よりも強いのかも知れない。
そんなギャップ萌えでもあるRaderコーチが世界のステージに立つのを期待して、でも応援していきたい。
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■関連SNS
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VALORANT // JAPAN:
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編集:いのかわゆう
【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
Twitter:@sdora_tweet
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