JRA-VANコラム
【神戸新聞杯 × 過去データ分析】上位人気馬が強い一戦で条件的に絞り込める2頭!

今週の中央競馬は土曜・日曜・月曜の3日間開催で行われる。9月21日の月曜日はJRAアニバーサリーとして全レース、すべての投票法の払戻率が80%に設定されるJRAスーパープレミアムが実施される。今回は月曜阪神メインの神戸新聞杯をピックアップ、2016年以降に阪神芝2400mで行われた過去6回(2016~19年、23年、25年)のデータから今年馬券で狙える馬を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

表1は阪神開催過去6回の人気別成績。1番人気馬は19年サートゥルナーリアら最多の3勝をあげ、連対率・複勝率66.7%。2番人気馬は昨年のエリキングら2勝をあげ、複勝率83.3%は1番人気馬を上回っている。3番人気馬は23年サトノグランツが勝利し、複勝率83.3%は2番人気馬と並ぶトップタイ。これら上位3番人気以内馬が中心の一戦だ。
以下、4番人気馬が3着1回、6番人気馬が2・3着1回ずつ、10番人気馬が2着1回。配当面では3連単の最高配当が23年に3→10→2番人気の順で3万4690円、その他の5回はいずれも1万1000円未満で堅めの決着となっている。

表2は前走レース別成績。日本ダービー組が過去6回すべてで勝ち馬を出しており、連対率31.0%・複勝率44.8%。前走日本ダービーでの人気別成績では、前走2番人気以内は連対率100.0%、前走3・5番人気は複勝率100.0%と安定している。前走6~9番人気馬も昨年のエリキングら2勝をあげ、複勝率55.6%と優秀だ。ただし、前走10番人気以下となると好走したのは18年2着エタリオウだけで複勝率8.3%と低い。
他では前走2勝クラスのHTB賞組、信夫山特別組、信濃川特別組からそれぞれ2着が1回、ラジオNIKKEI賞組、若葉S組から3着が1回ずつ出ている。

表3は前走日本ダービー組以外の前走着順別成績。3着以内馬5頭はいずれも前走連対組から出ており、そのうち4頭は前走1着。前走1着馬の前走人気別成績は、前走1番人気が2着3回で連対率・複勝率33.3%と高い。これら2着3頭はいずれも前走2勝クラスを勝利していた。今年も該当馬はチェックしておきたい。

表4は生産者別成績。過去6回すべてノーザンファーム生産馬が勝利しており、連対率45.5%・複勝率59.1%と優秀だ。そのなかでも今回の神戸新聞杯で上位3番人気以内に推された馬は複勝率100.0%と安定している。今年も該当馬は狙っていきたい。
今回4番人気馬は3着1回で複勝率50.0%。今回5番人気以下となると2着1回のみで複勝率11.1%と低い。
他の生産者は2・3着止まりで、社台ファーム生産馬は出走馬9頭すべてが4着以下に敗れている。
【結論】
ロブチェン、コンジェスタスの2頭で勝負!

※フルゲート18頭。除外対象馬なし。
表5は今年の神戸新聞杯の出走予定馬。
皐月賞、日本ダービーの春二冠を制したロブチェンが秋初戦を迎え、圧倒的な1番人気に支持されそうだ。菊花賞に向けてここは叩き台の一戦だが、前走日本ダービーで1番人気(表2)、ノーザンファーム生産馬で今回1番人気想定(表4)からしても連対は外さないだろう。
相手筆頭にはコンジェスタスを挙げたい。デビューから3連勝で京都新聞杯を制して臨んだ前走の日本ダービーは9着。日本ダービーを振り返ると直線で外に持ち出そうとしたところをロブチェンに塞がれ、その後前が壁になる不利があった。ゴール前は盛り返していただけに追い出しが遅れたのは致命的で、スムーズならもっと上位に来ていたはず。こちらは前走日本ダービーで6番人気(表2)、ノーザンファーム生産馬で今回3番人気以内想定(表4)と狙える要素は十分だ。
ロブチェンとコンジェスタスの一騎打ちと見るが、この2頭以外ではゴーラッキー、ナリタエスペランサの2頭に注目。両馬ともに前走2勝クラスで1番人気1着と表3の好走データに当てはまる。ともにキタサンブラック産駒で激走があってもおかしくない。
ライタープロフィール
ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。
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