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暑い日だから試して欲しい!カラダに優しい涼感テクニック5選
暑くて湿気の多い日本の夏。
クーラーなしで我慢しすぎるのも良くないけれど、カラダの冷えが気になる方や、エコな生活を心がける方など、クーラーで冷やす以外の方法でカラダに負担をかけずに涼みたいところですよね。
今回は、アーユルヴェーダの考え方をベースとした、カラダに優しいクールダウンテクニックを5つご紹介します。
【1】熱を下げる「コリアンダー(パクチー)ウォーター」を夏の定番ドリンクに!
どんな効果があるの?
夏の水分補給として、水や麦茶の代わりにおススメなのが、コリアンダーの水出しのお茶。タイ料理に欠かせないパクチーとも呼ばれるコリアンダーには、カラダの余分な熱を下げ、炎症を鎮める効果があります。
生の葉だとインパクトのある味ですが、水出しのお茶にするとまろやかで飲みやすくなります。胃もたれ時の消化促進、生理痛の緩和のほか、利尿作用もあるのでむくみ対策にもおススメです。
■コリアンダーウォーターの作り方
1.ペットボトルなどの容器に水500mlを入れ、コリアンダーシード(スーパーのスパイスコーナーで購入可)を大さじ1〜1.5杯ほど入れる。
2.夜、そのまま冷蔵庫に入れて一晩水出しする。
3.翌朝飲む時は、カラダを冷やしすぎないよう常温に戻してから、シードは摂取せずにお茶だけを飲む。
【2】日焼け後の肌のほてりを鎮静させる、万能オイル「ギー」
どんな効果があるの?
使用するのは、アーユルヴェーダの定番オイル「ギー」。
「ギー」とは無塩バターを加熱して水分と動物性タンパク質を取り除いた100%純粋な油分でできたもので、冷の性質を持っているため、日焼け後の肌のほてりを鎮めてくれます。
患部に塗布したギーは塗りっぱなしでOKです。
ギーには、滋養を与える効果があるのでシワやほうれい線が気になる肌にもおススメ。
お肌の美容液としても使えます。
ギーは市販されているものを購入するほか、ご自身で作ることができます。
詳しくは『オイル美容の一生モノ、ここにあり。1000の効果を秘めた、パーフェクトオイル「ギー」』にてご紹介していますので、ご興味がある方はチェックしてみてくださいね。
【3】 旬を楽しむ♪「完熟フルーツ」で、カラダの中からクールダウン
どんな効果があるの?
アーユルヴェーダでは、甘味のあるほとんどの食材(ハチミツと糖蜜は例外)は冷性を持ち、カラダを冷やす働きがあると言われています。
中でも暑い日の涼フードとしておススメなのが、夏の間に旬を迎える完熟フルーツたち。
水分もたっぷり含まれた黒ぶどうや桃、メロン、梨、スイカなどを上手に取り入れてクールダウンしましょう。
特に、黒ぶどう(干したものでもOK)は滋養強壮効果もあるので夏バテ対策にも最適です。近年人気のココナッツウォーターも、暑い南の島で育つフルーツなのでカラダを冷やす効果があります。
【4】おでこや目元を「ローズウォーター」パックで冷やす
どんな効果があるの?
冷性の作用が強いバラの天然成分が溶け込んだローズウォーターは、熱を抜いてうるおいを与える効果があります。カラダの中で比較的冷やして良い箇所と言われているのが、実は首から上。
特におでこや目は、太陽の日差しや外部からの熱、ストレス、脳の使いすぎなどで、ほてりやすい箇所なので、ローズウォーターで冷やしましょう。
市販のローズウォーターをコットンにたっぷり含ませて、おでこや目元をパックすると、スーッと優しく熱が鎮まります。香りがとても良く、リラックス効果があるのもうれしいですね。
最近は、長時間のスマホ使用などで目が充血しやすいので目元のパックは特におススメです。
【5】夏の夜の月光浴で心地よくクーリング
どんな効果があるの?
月には不思議なパワーがあり、心身を浄化するとも言われていますが、クーリング効果もその一つ。
日中の太陽の光がカラダを温める「陽」の働きを持つのに対して、月の光は心身を鎮めて癒す「陰」の働きがあり、日中のほてりを冷やしてくれる効果があります。
夏の暑い夜は、ぜひ月の光をたっぷり浴びながら散歩しましょう。
特に満月の光はクーリング効果抜群です。
さらに海や川、緑などがそばにあるとマイナスイオンも出ているのでとても気持ちがいいですよ。
今回ご紹介した「カラダに優しい涼感テクニック5選」は、ちょっと意識を変えたり、いつもの生活に工夫を加えたりするだけで簡単にできるものばかりです。
ぜひ皆さんの生活にも取り入れて、心もカラダも涼しく快適な夏を過ごしましょう♪
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