MOBA 最新情報
【『LoL』0-1-2講座2023 STEP 3】「UI(ユーザーインターフェース)」を使いこなそう
記事公開日:2019年10月16日 最終更新日:2023年6月16日 監修協力:和藤新
本記事は、当時の記事内容を踏襲しつつ、「シーズン2023 ミッドアップデート」時点の情報をもとにアップデートして再掲しております。
本記事は、当時の記事内容を踏襲しつつ、「シーズン2023 ミッドアップデート」時点の情報をもとにアップデートして再掲しております。
みなさんこんにちは。Yomiです。
前回までで、『リーグ・オブ・レジェンド』(以下、『LoL』)でチャンピオンを操作するための方法を学びました。今回は、チャンピオン操作以外の、UI操作について学んでいこうと思います。
ショップ
まず一番お世話になるであろう、ショップ画面の使い方から学んでいきます。
ショップを利用する
ショップ画面は、スタート位置の左上にいる「ショップキャラ」をクリックすると開けます。もしくは、デフォルトでキーボードの「P」を押すか、HUDの右下にあるゴールドをクリックしても同様です。
キーボードで開く場合は、戦闘中など遠くでアイテムの値段を確認したい場合に便利です。できればキーボードで開く方法に慣れましょう。
なお、ショップ画面はどこでも開くことができますが、ショップキャラが近くにいないと売買することはできません。ただし、「オーン」というチャンピオンだけは、ショップキャラから離れていても売買が可能です。
アイテムを探す
ショップを開くと、まず最初にチャンピオンごとにおすすめのアイテムが表示されます。アイテムの効果がわからないうちはこの「おすすめ」タブに表示されるアイテムから選んでいきましょう。
アイテムの売買
アイテムを買いたい時は、アイテムを選択して右側に出るアイテム詳細画面から「購入」をクリックしましょう。または、購入したいアイテムのアイコンをダブルクリックでも買うことができます。マウスの移動量が減るので、ダブルクリックで買う方に慣れたほうが便利です。
逆にアイテムを売りたい場合は、売りたいアイテムをクリックして「売却」をクリックすると売ることができます。もしくは、売りたいアイテムを右クリックしても売ることができます。
システム上の注意点として、アイテムは購入した金額よりも、売却時の金額の方が少なくなります。なので、間違って買ってしまったからと言ってそのまま売ると、損をしてしまいます。
間違って売買してしまった場合は、スタート位置から離れる前に「元に戻す」をクリックすれば、その時に購入したアイテムをいくらでも遡ることができます。操作ミスを恐れずに好きなようにショップを活用しましょう。
素材アイテム
装備アイテムには、「素材になるアイテム」と「合成してできる完成品アイテム」があります。それらは、ゲーム序盤の助けになる「スターター」、初歩の素材になる「ベーシック」、素材を組み合わせつつさらに上位もある「エピック」、完成品の「レジェンダリー」と、ひとつしか所持できない強力な「ミシック」に分類されています。
「おすすめ」で表示されているのは、ほとんどが完成品のアイテムです。合成アイテムにぶらさがっている素材アイテムを持っていると、その分合成アイテムを買うためのゴールドが減ります。もしバラバラに購入しても、合計で払う金額は変わりません。もし一括でおすすめのアイテムが買えない場合は、それに関連のある素材アイテムから買うといいでしょう。
「おすすめ」ではなく、実践的なアイテムの選び方も知りたいかもしれませんが、よりゲームに対する理解度を深める必要があるので、今回はショップの使い方までで話を留めておきます。
コミュニケーション
『リーグ・オブ・レジェンド』は自分以外の4人の仲間と力を合わせて戦うゲームなので、コミュニケーションはかなり大切な要素になってきます。友達とやる場合は、ボイスチャットなどを使って直接言葉でやりとりすればいいのですが、知らない人とやる場合はそうもいきません。そのため、ゲーム内でコミュニケーションをとるための手段がいくつか用意されています。
チャット
一番正確に言いたいことが伝わるのが「チャット」です。ゲーム中に「Enter」をクリックすると、チャット用の入力欄が表示されます。ここに送りたい文字をキーボードで入力して、もう一度「Enter」をクリックすると送信できます。もし敵にもメッセージを送りたい場合は、「/all」 を文章の先頭に入力することで、全体チャットと呼ばれる敵味方全員が見ることができるチャットを送ることができます。「Shift」+「Enter」でも可能です。
ピン(Ping)
チャットを打つ余裕が常にあればいいのですが、戦闘中など忙しい場合も多いので、簡単にチャットをすることはできません。そういった場合は、素早く情報を伝える手段として「ピン」が用意されています。
「Alt」もしくは「Ctrl」を押しながら、マウスを上下左右にドラッグすることで、標準で8種類のピンを使い分けられます。それぞれに意味があります。
ピンを使えば一瞬で伝わる上に、言語の壁もなくなるので、日本人以外のプレイヤーにもしっかり伝わるメリットもあります(日本サーバーでも外国のプレイヤーはそれなりにいます)。
ピンは他にも、「Alt」を押しながら味方/敵をクリックすることで、それぞれ守るべき対象/攻撃する対象を示すことができるので、みんなで集まって戦う場合の意思統一に役立ちます。
あとは、「Ctrl」を押しながらその場クリックで「警戒ピン」(危険!よりちょっと不確かなとき)を鳴らすことができます。黄色信号的な意味ではありますが、「警戒ピン」が鳴らされたら大人しく下がるのが無難です。
視界ピン
上記のピンに加え、新しく用意されたのが「視界ピン」です。デフォルトで「H」キーを押すと表示されます。
視界ピンは、敵がワードと呼ばれるアイテムをこの場所に使っていることを教えるためのピンです。視界に関しては覚えることが多いので、別の回で詳しくご紹介します。
とりあえず、このピンが出された場所を通ると、敵に自分の居場所がばれてしまうということだけは覚えておいてください。ゲームへの理解度が増すと、このピン情報から、通っていい道や、戦い方、今後の戦略などさまざまな判断材料として使えるようになります。
エモート
ピンだけでは事務的なやりとりで終わるので、無機質なコミュニケーションしかとれません。そこで、感情を簡単に表せるようにしたコミュニケーションツールが「エモート」です。エモートを駆使することで簡単に知らない人とも仲良く遊ぶことができるようになります。
エモートはデフォルトで、「T」を入力しながらマウスを動かすことで、最大8つを使い分けることができます。
ミュート
どのゲームにも言えることですが、オンラインでたくさんの人と遊ぶ性質上、残念ながら悪意を持って接してくる人も必ずいます。そういった人たちは、チャットやピンを使って暴言を吐いてきたり、嫌がらせをしてきます。
そのような行為に対策をとることができる機能が「ミュート」です。ミュートを活用すれば、それ以上嫌な気持ちにならなくて済むので、最後までゲームに集中することができるようになります。
初心者の頃はミスも多いので、暴言を吐きたい人は嬉々として狙ってきます。なので、自信をもってプレイできるようになるまでは最初からすべてミュートにしてしまうのも一つの手です。
その場合は、チャット入力欄で【/mute all】と入力すると、一度に全員をミュートにすることができます。
もちろんいい人も多いし、アドバイスをもらってうまくなりたいという選択肢もあると思います。ゲームは楽しくやるのが一番なので、自分の希望する遊び方に応じて使い分けましょう。
情報ツール
ゲーム内の情報を得られるツールとして、3つの画面を紹介しましょう。
スコアボード
「Tab」を押すと、その時の戦況をスコアボードで見ることができます。自分のチームの劣勢や、誰が今強いのかなど、ここから得られる情報はとてもたくさんあります。
最初のうちは情報が多すぎてわけがわからないと思いますが、とりあえずチャンピオンアイコン右下の現在レベルと、「19/5/11」のように表示されているKDA (キル/デス/アシスト)を確認してみましょう。
試合中に今誰が強いのか、誰となら戦っても勝てるのかということを意識するようにしてみると、無駄に死ぬことも減ってくるので、まずはそのあたりを意識して見てみることをおすすめします。
デス要因
もし死んでしまった場合、自分がなぜ死んだのか原因を表示してくれます。赤が物理ダメージで、青が魔法ダメージです。この情報を活用することで、自分が買った方がいい防具を的確に判断できるようになります。
下の画像の場合、物理ダメージが多いので、物理防御(アーマー)が増える防具の方が必要そうです。おすすめの中から防御アイテムを買う場合は、参考にしてみましょう。
表示追加設定
インターフェース設定をいじることで、戦闘に有利になる情報を増やすことができるので、いくつか紹介します。画像の黄色くなっている箇所はデフォルトで [ON] になっていないので、いると思ったものは変えておきましょう。
- 被ダメージで画面を点滅:カメラを移動してよそ見している時に襲われても気付ける
- 常に長いツールチップ情報を表示:始めたての頃にいろいろなことを覚えられる
- スペルコスト表示:知らないチャンピオンを使う時でも安心
- [全体]チャットを表示する(対談):対戦相手と会話したいときに
- タイムスタンプ表示:サモナースペルやワードなどいつの情報かわかると便利(上級)
- 戦闘テキストの「マナ」「経験値」:戦闘中の補助
また、慣れるまで味方が怖い、あるいはチャットは全然したくない、という場合は、チャットを表示する項目を切っておくことで、毎回ミュートにする手間が省けます。
まとめ
今回までの講座で、そもそもどうやって操作したらいいのか、どのようなシステムがあるのかを把握できたかと思います。
次からは、ゲームそのもののルールや仕様、遊び方や考え方など、実際に遊んでいくために必要な知識へと移っていきたいと思います。ご期待ください。
©️ 2022 Riot Games, Inc. All rights reserved.
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。