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波乱の目もある!? 日経賞を分析する

2020年3月23日 15:50配信

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2019/3/23 中山11R 日経賞(G2) 1着 1番 メイショウテッコン

今週は中山・阪神・中京で計4鞍の重賞が行われる。土曜中山のメインレースは伝統の長距離G2、日経賞。春の天皇賞に向けて注目の一戦だ。今回の当コラムでは日経賞をピックアップして、2015年以降・近5年のデータからレース傾向ならびに馬券での狙いどころを探っていきたい。なお、データの分析には、JRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

■表1 日経賞 近5年の3着以内馬一覧

まず表1は近5年の日経賞3着以内馬一覧。勝ちタイムを見ると、かなりのスローペースだった16年を除いて、2分32秒8~2分34秒2の間におさまっている。上がりタイムも瞬発力勝負となった16年以外は34秒2以上掛かっており、勝ちタイム・上がりともにやや掛かるレースとなっている。4角通過順では一桁順位からまんべんなく好走している。

人気順では、1番人気馬が【0.2.0.3】で勝ち星がなく、連対率・複勝率40%とやや低め。上位人気馬では4番人気馬が【2.0.2.1】で一昨年以外はすべて3着以内に入っており、健闘が目立つ。3着以内馬はすべて上位7番人気以内の馬から出ている。ただし、15年・17年・18年は1・2番人気馬が馬券圏外に敗れており、17年・18年は3連単10万円以上の波乱となった。過去の実績だけでは簡単に決まらないレースといえるだろう。

■表2 日経賞 近5年の年齢別成績

表2は近5年の年齢別成績。4歳馬が昨年のメイショウテッコンら最多の3勝をあげており、連対率・複勝率46.2%と抜けた数字を残している。出走がなかった16年を除いて毎年連対、昨年は1・2着馬が4歳だった。

5歳馬は一昨年のガンコら2勝をあげ、複勝率26.7%で4歳馬に続いている。勝ち馬は4・5歳馬に集中していた。対して、6歳馬は3着1回のみと不振傾向。なお、7歳以上の馬は勝ち星こそないものの、近2年もサクラアンプルールが連続で好走。複勝率19.0%と侮れない。

■表3 日経賞 近5年の前走レース別成績

表3は前走レース別成績。日経新春杯組が17年シャケトラら最多の3勝をあげており、勝率50%と高い。3勝はいずれも4歳馬によるものだった。有馬記念組は16年ゴールドアクターが勝利し、複勝率55.6%は日経新春杯組を上回っている。松籟S組は一昨年ガンコが勝利している。

その他ではアメリカJCC組、中山記念組、ステイヤーズS組と、前走中山芝重賞から3着以内に入っているケースも見られる。

■表4 日経賞 近5年の前走距離別成績

表4は前走距離別成績。黄色で強調した前走2400m組と前走2500m組に好走馬が多く集まっていることがわかる。表3とも関連しているが、前走2400m組が近5年中4勝と勝ち切る傾向が強い。この組の連対馬5頭中4頭は4歳馬だった。

前走2500m組の好走馬5頭はすべて前走有馬記念組。前走2400m戦だった4歳馬ならびに前走有馬記念組には注目しておきたい。

■表5 日経賞 近5年の前走着順別成績

最後は馬体重別成績。黄色で強調した500~519キロから昨年のメイショウテッコンら近3年続けて勝ち馬が出ており、連対率・複勝率50%と高い。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を大きく超えている。

勝ち馬5頭はいずれも460キロ以上で、特に480キロ以上の馬から3着以内馬11頭が出ている。480キロ以上の大型馬、特に500~519キロの馬はチェックしておきたい。

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