JRA-VANコラム
【フェアリーS × 過去データ分析】波乱傾向が強いレースで穴傾向に合致するのはこの馬!

今週は中山、京都で土曜・日曜・月曜の3日間開催が行われる。日曜中山で牝馬限定のフェアリーS、月曜京都でシンザン記念と2鞍の3歳重賞が組まれている。今回は日曜中山のフェアリーSをピックアップ、過去10年で1番人気が未勝利と波乱傾向が強い一戦をデータから分析し、今年馬券で狙えそうな穴馬を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

表1はフェアリーSの単勝オッズ別成績。単勝3.9倍以下の8頭は勝ち星がなく、2着1回のみ。単勝オッズ4.0~9.9倍からは優勝馬7頭が出ており、勝率が高い。
黄色で強調した単勝オッズ10倍台の馬は一昨年のイフェイオン(単勝12.6倍)の1勝のみにもかかわらず、2着5回・3着8回で複勝率は43.8%と非常に高い。複勝回収率も170%と優秀だ。また単勝オッズ30倍台の馬からは17年ライジングリーズン(単勝36.0倍)、23年キタウイング(単勝35.8倍)と2頭の勝ち馬が出ている。
人気順では、1番人気馬が【0.2.0.8】と未勝利で2着2回のみに終わっている。7番人気馬が【0.2.4.4】で複勝率は60.0%とトップで、3着以内馬6頭はいずれも単勝オッズ10倍台だった。

表2はキャリア別成績。2戦の馬が18年プリモシーンら過半数の6勝をあげており、勝率トップ。これを含めキャリア2戦以内の馬が計7勝をあげており、特に近5年では3着以内馬15頭中11頭をキャリア2戦以内の馬が占めている。これらキャリアが浅い1・2戦の馬は前走と同騎手の方が連対率・複勝率で乗り替わりの馬を大きく上回っている。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を上回っており、継続騎乗のメリットが大きい。
3戦・4戦・5戦の馬はそれぞれ1勝ずつで、5戦の馬の連対率・複勝率が高い。なお、6戦以上の馬からは3着以内馬が出ていない。

表3は前走クラス別成績。前走オープン・重賞組は【3.0.2.35】で22年ライラックら3勝をあげるも、連対率7.5%・複勝率12.5%と低い値。対して、前走1勝クラス以下は【7.10.8.91】で連対率14.7%・複勝率21.6%と重賞組を大きく上回っている。前走未勝利組が最多の4勝をあげているように、「前走レースの格は関係ない」というのがフェアリーS攻略のポイントだ。
前走新馬、未勝利、1勝クラス組、それぞれを前走人気別で分類すると、いずれも前走上位人気馬の好走が目立っている。前走新馬組は前走4番人気以内、前走未勝利組は前走2番人気以内の複勝率が30%前後と高く、前走1勝クラス組は前走4番人気以内だった馬が2着6回で連対率は41.2%と非常に高い。

表4は前走コース回り別成績。今回と同じ前走右回りだった馬が昨年のエリカエクスプレスら6勝をあげ、勝率・連対率・複勝率いずれも前走左回り組を上回っている。特に前走右回りで連対していた馬は4勝をあげ、連対率28.1%・複勝率37.5%と高い。今年も該当馬はチェックしておきたいところだ。
【結論】
抽選次第もレオアジャイルに穴馬の期待!

※フルゲート16頭。収得賞金400万円組は抽選・13/17で出走可能。
今年のフェアリーSは出走登録馬20頭。サンアントワーヌ、ビッグカレンルーフ、ブラックチャリス以外の17頭は収得賞金400万円で、現状では抽選で13頭が出走できる状況となっている。
抽選対象となってしまうが、レオアジャイルを一番手に推奨しておきたい。前走1勝クラスの黒松賞は5着に敗れたものの、1200mのペースに付いていけずに後方からの追走。自身の上がりはメンバー中最速となる33秒4で、2着とは0秒2差まで押し上げた。キャリア2戦、前走1勝クラスで前走2番人気とデータの後押しもあり、前走着順で人気が下がるようなら積極的に狙ってみたい。
他ではキャリア2戦、前走右回りの福島で1番人気1着だったアメティスタ、同じくキャリア2戦で前走1番人気1着のピエドゥラパンも抽選対象ながら強調できる。
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
関連記事
注意事項
結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発行のものと照合し確認してください。
本サイトのページ上に掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。
当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、株式会社NTTドコモおよび情報提供者は一切の責任を負いかねます。


