JRA-VANコラム
【大阪杯 × 過去データ分析】前走から継続騎乗の馬で狙えるのはこの馬!

今週は日曜に阪神競馬場で春の中距離王決定戦、大阪杯が行われる。昨年はベラジオオペラが同レース史上初の連覇を達成した。今年王者に輝くのはどの馬か、G1に昇格した2017年以降・過去9年のデータから分析していきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

表1は大阪杯の人気別成績。1番人気馬は2017年キタサンブラックら2勝をあげ、複勝率55.6%。2番人気馬が昨年のベラジオオペラら最多の4勝をあげ、連対率・複勝率トップだ。これら上位4番人気以内で7勝をあげ、複勝率では50.0%。5番人気馬はすべて4着以下で、6~8番人気馬は各2頭、9~11番人気馬は1頭ずつが3着以内に入っている。
3着以内馬の構成として「1~4番人気馬で2頭、6~11番人気馬で1頭」というのが過去9年中7年で見られている。上位4番人気以内馬の見極め、そして6~11番人気で激走しそうな穴馬の選定が馬券作戦で重要になってくる。

表2は年齢別成績。5歳馬が23年ジャックドールら最多の6勝をあげ、勝率・連対率・複勝率いずれもトップ。4歳馬は21年レイパパレら3勝をあげ、複勝率で5歳馬に迫っている。勝ち馬はすべて4・5歳馬から出ている。これら4・5歳馬の前走馬体重別成績では、前走500kg以上だった馬が19年アルアインら大半の7勝をあげており、勝率・連対率・複勝率いずれも前走500kg未満の馬を大きく上回っている。
なお、6歳馬は2着1回、7歳以上の馬は3着1回とともに不振傾向にある。

表3はキャリア別成績。キャリア15戦以内の中から勝ち馬がすべて出ており、3着以内馬も24頭と大半を占めている。これらキャリア15戦以内馬を前走上がりで区分すると、前走上がり3位以内の馬が5勝をあげ、連対率・複勝率で前走上がり4位以下の2倍以上高い数値を残している。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えており、今年も該当馬がいれば注目しておきたい。

表4は前走から騎手が継続騎乗か乗り替わりかの成績比較。前走から継続騎乗の馬が22年ポタジェら大半の8勝をあげており、勝率・連対率・複勝率いずれも乗り替わりの馬を大きく上回っている。
前走から継続騎乗の馬の前走人気別成績では、前走2番人気以内だった馬が18年スワーヴリチャードら5勝をあげ、連対率39.1%・複勝率52.2%と非常に高い。前走3番人気以下は昨年のベラジオオペラら2勝、3着以内馬6頭中5頭は前走で上がり3位以内の脚を使っていた。
【結論】
4歳馬クロワデュノールを信頼、穴ならデビットバローズ!

※フルゲート16頭。除外予定馬なし
表5は今年の大阪杯の主な出走予定馬。上位4番人気以内に支持されそうなのはクロワデュノール、ショウヘイ、ダノンデサイル、メイショウタバルの4頭だろう。
この中ではクロワデュノールを筆頭に推したい。4歳馬で前走500kg以上(表2)、キャリア15戦以内(表3)、前走から継続騎乗で前走ジャパンC2番人気(表4)とデータに当てはまる。前走ジャパンCはハイペースを先行して4着に敗れたが、差し・追い込み勢が上位を占める中において力は見せた。前走に引き続き北村友一騎手とのコンビで、優勝に一番近いのはクロワデュノールと見る。
他の上位人気3頭についてはメイショウタバル(前走4番人気)、ショウヘイ(前走3番人気/前走500kg未満)、ダノンデサイル(騎手乗り替わり)の順で評価したい。穴では7歳馬ながらデビットバローズを取り上げたい。キャリア18戦と15戦以上ながら休みつつ使われており、4歳以降の年明け初戦は3戦すべて連対している。前走鳴尾記念で重賞初勝利に導いた岩田望来騎手が継続騎乗で前走2番人気と表4の買い材料に当てはまる。今回は強豪揃いだが、積極的に狙ってみたい。
ライタープロフィール
ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。
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