コラム
【THE ICE 2017(大阪公演)】宮原知子インタビュー
――『THE ICE』に出演して
リラックスして楽しく滑れて、このような大きなアイスショーでまた元気に滑ることが出来てすごくうれしかったです。『THE ICE』の一員になれたことがすごくうれしいので、自分がさらに良い選手になれるように、この『THE ICE』をスタートに今季も頑張りたいです。
――浅田真央との思い出、インスピレーションは
ジュニアの時に初めてお会いしたんですけど、すごく優しくて、本当に毎回声をかけて下さっていました。自分もこんな先輩になりたいなと思ったのが、一番の思い出です。ずっと日本を引っ張ってこられたすごい選手なので、そういった心の強さを見本にして、自分のスケートにも加えられたらいいなと思います。
――新SP映画『SAYURI』について
練習し始めて2週間ぐらいで、3回転+3回転をきっちり入れてっていうのはまだなんですけど、3回転を入れて練習はしています。ノーミスで出来たりもしているんですけど、まだまだだと思います。これからどんどん滑り込んで良いプログラムにしていきたいです。ステップで今まで滑ったことのないようなキビキビした動きが入っているので、そこが一番の見どころです。いよいよ新しいプログラムを練習する時が来たなという感じで、すごくワクワクしています。
――SPとFS(オペラ『蝶々夫人』)共に和をテーマにした作品になるが
曲はどちらも振付の先生(SP:ローリー・ニコル、FS:トム・ディクソン)が提案して下さって、最初は被ってしまうかなあとちょっと考えたりもしたんですけど、曲自体全然雰囲気が違って、振付してみて両方共すごく良いなと思ったので(和物)2つにしようと決めました。
――今季のジャンプ構成
怪我で休んでいてまだまだ動けないし、しっかり戻すのに時間がかかるので、冒険するというよりかは、確実にジャンプを飛べるように出来る構成を考えています。
――大学の休学について
昨季から五輪シーズンは休学しようと決めていました。昨季は学校に行きながら練習していたんですけど、今年怪我をしてしまったこともあって、スケートとトレーニングという、一つに集中したほうがいいかなと思って休学しました。
――シーズンインに向けて
まだ完全には感覚が戻っていなかったり、どうしても緊張しちゃうんですけど、少しずつでも慣れていって、本番慣れするように頑張っていきたいです。ジャンプはカナダの合宿で大分戻ってきて、1本1本だと大分良くなってきたんですけど、プログラムの中でうまく入らなかったり、ひとりで本番の舞台で滑るということへの緊張が大きいかなという感じです。
今季の試合も、今までと変わらずに、その時その時に出来ることをしっかりやろうと思っています。
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。