JRA-VANコラム
【日経新春杯×過去データ分析】前走菊花賞組と前走3勝クラス組に注目

今週は京都芝2400mで日経新春杯が行われる。同レースは2021年から23年、25年は中京芝2200mで施行されていたが、今年は本来の条件での戦いになる。京都芝2400mと中京芝2200mとでは回り(右・左)も距離も異なるが、いつものようにJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用し、過去10年のデータを分析する。

日経新春杯の前走クラス別成績を調べたところ、前走3勝クラス【3.3.3.10】が勝率15.8%、連対率31.6%、複勝率47.4%、単勝回収値148、複勝回収値155と非常に優秀だった。その中でも前走1着馬が狙い目。ただ、前走2着馬や前走8着(前走時1番人気)馬も馬券になっており、勝ち馬以外も侮れない。
また、出走機会5回未満ではあるが、前走2勝クラス【0.1.1.2】も複勝率50.0%の好成績。格下ながら軽ハンデを生かして激走することもある。
前走JRA重賞組に目を向けると、前走G1【4.3.2.27】は勝率11.1%、連対率19.4%、複勝率25.0%という成績。特に優秀な数字ではないが、前走G2や前走G3に比べると明らかに良い。また、前走オープン特別は非L【0.1.0.8】、L【0.0.1.8】ともに平凡な成績。前走オープンクラス組は、過去にグレードの高いレースに出走している馬ほど成績が良いという傾向が出ている。

前走JRA・G1組の年齢別成績を調べたところ、4歳【3.3.2.12】が勝率15.0%、連対率30.0%、複勝率40.0%と良かった。さらに前走レース内訳を調べたところ、前走菊花賞【2.2.2.10】(勝率12.5%、連対率25.0%、複勝率37.5%)、日本ダービー【1.0.0.1】、有馬記念【0.1.0.0】、エリザベス女王杯【0.0.0.1】だった。前走菊花賞組だけが特別に優秀というわけではないが、前走菊花賞5着以内だと【2.2.0.0】で連対率100%だった。

表3は前走JRA・G1組と前走3勝クラス組以外の好走馬一覧。基本的には前走芝2000m以上のレースで3着以内だった馬が多い。それ以外では過去1年以内にオープンクラスの芝2400~2600mで勝ち星を挙げている馬が有望そうだ。
【結論】
シャイニングソードとゲルチュタールが有力
今年の日経新春杯は登録頭数が14頭で、その内アロヒアリイが出走回避となる模様。少し寂しいメンバー構成だが、明確な注目馬がいる。まずは上がり馬のシャイニングソード。ここまでの成績は4勝、2着3回、3着2着、4着以下なしで複勝率100%と底を見せていないのが魅力的。前走昇仙峡S(3勝クラス・東京2400m)を勝利し、今回重賞初挑戦・初制覇に挑む。
そして前走JRA・G1組の中では4歳馬・ゲルチュタールが最有力。前走菊花賞で4着と善戦。3着エキサイトバイオとはハナ差だった。芝2200~2400mの成績も【3.0.1.0】なので、距離短縮がマイナスにはならない。
あとは菊花賞7着の後、グッドラックハンデ(2勝クラス・中山芝2500m)を勝った4歳馬コーチェラバレー、昨年メトロポリタンSを勝ち、目黒記念3着の実績があるマイネルクリソーラに注目したい。
ライタープロフィール
小田原智大(おだわら ともひろ)
1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。
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