JRA-VANコラム
【東京新聞杯 × 過去データ分析】好成績の前走G1組で浮かび上がるのはこの馬!

今週は日曜に東京で芝マイルの東京新聞杯、京都で3歳のきさらぎ賞と2鞍の重賞が組まれている。今回は近2年続けて3連単60万円超と波乱となっている東京新聞杯をピックアップし、2016年以降・過去10年のデータから今年馬券で狙える馬を探っていきたい。なお、データ分析にはJRA-VAN DataLab.とTARGET frontier JVを利用した。

表1は東京新聞杯の人気別成績。1番人気馬は2019年インディチャンプの1勝のみで、複勝率30.0%。2番人気馬は勝ち星がないものの、複勝率では40.0%と1番人気馬を上回っている。これら上位2番人気以内は計1勝と勝ち星が少ない。
対して、3~5番人気馬には合わせて8勝と勝ち星が集中。複勝率も3番人気馬40.0%、4・5番人気馬はともに50.0%と高い。これら3~5番人気馬の単勝オッズ別成績では3着以内馬14頭すべて5.0~14.9倍におさまっていた。今年もこの範囲におさまる3~5番人気馬はチェックしたいところだ。
以下、6番人気馬は未勝利ながら複勝率40.0%。7番人気馬は一昨年のサクラトゥジュールが勝利。10番人気以下は昨年3着メイショウチタンなど3頭が2・3着に入っている。

表2は年齢別成績。4歳馬が昨年のウォーターリヒトら半数の5勝をあげており、勝率・連対率・複勝率いずれもトップだ。特に東京新聞杯で上位6番人気以内に支持された馬の複勝率は51.7%と非常に高く、複勝回収率でも100%を超えている。
5歳馬は20年プリモシーンら2勝、6歳馬も23年ウインカーネリアンら2勝をあげるも、連対率・複勝率ともに4歳馬に離されている。7歳馬は一昨年のサクラトゥジュールが勝利。8歳馬は3着1回となっている。

表3は前走距離別成績。出走馬の半数以上を占める前走1600m組は昨年のウォーターリヒトら6勝をあげるも、複勝率15.8%とそれほど高くない。また今回距離延長組は連対馬が出ておらず、3着2回となっている。
対して、今回距離短縮組は18年リスグラシューら4勝をあげ、複勝率も33.3%と高い。この中で前走1800m組の複勝率は16.7%と高くないものの、前走2000m以上となると複勝率が高く、複勝回収率も100%を超えている。これら前走2000m以上の馬に注目だ。

表4は前走クラス別成績。勝ち星ならびに複勝率が高いのが前走3勝クラス組と前走G1組。前走3勝クラス組は22年イルーシヴパンサーら3勝をあげ、連対率・複勝率30.8%。この組の連対馬4頭中3頭は前走2番人気以内で勝利をおさめていた。
前走G1組は16年スマートレイアーら最多の4勝をあげ、複勝率は38.5%でトップ。これら前走G1組の性別成績では牝馬が20年プリモシーンら3勝をあげ、連対率54.5%・複勝率63.6%と非常に高い。単勝回収率・複勝回収率ともに100%を大きく超えている。
【結論】
前走マイルCS大敗もラヴァンダの一変に期待!

※フルゲート16頭。除外予定馬なし。
今年の東京新聞杯の主な出走予定馬は表5のとおり。前走マイルCS3着のウォーターリヒト、前走京都金杯を勝利したブエナオンダあたりが人気を集めそうだ。
今回は表4で好成績を示した前走G1組の牝馬であるラヴァンダを1番手で推奨したい。前走のマイルCSは16着に敗れたものの、前2戦の疲れもあったのではないか。2走前のアイルランドT(以前の府中牝馬Sに相当)ではスローペースの中、上がり32秒4の脚で差し切って勝利。東京芝では重賞を4回使われて1勝、2・3着ともに1回と相性が良い。今回は休み明けで、リフレッシュした状態で出てくれば好勝負が期待できる。
他では4歳馬で前走3勝クラスの秋色Sを1番人気で勝利したエンペラーズソード、前走有馬記念組で今回距離短縮のエルトンバローズもデータからの推奨馬として挙げておきたい。
ライタープロフィール
ケンタロウ(けんたろう)
1978年6月、鹿児島県生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。初めて買った馬券が大当たりし、それから競馬にのめり込むように。データでは、開催日の馬場やコース適性に注目している。好きなタイプは逃げか追い込み。馬券は1着にこだわった単勝、馬単派。料理研究家ではない。
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