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ラグビーW杯2019

PLAYER'S HISTORY

日本代表選手ヒストリー

初の南アフリカ出身者は渋い「王子様」

ヴィンピー・ファンデルヴァルト

日本代表選手ヒストリー

ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオに似ていなくもない顔立ちに、なびくブロンドの髪。国内トップリーグのプロモーション映像では、代理店の求めに応じて自らを「(グラウンドには)王子様モイマス!」と日本語で紹介した。

しかし、グラウンドに立てば華麗さよりも激しさでアピールする。普段はシャイだが仲間に愛される。ヴィンピー・ファンデルヴァルト。南アフリカ人で初めて日本代表となった黒子役だ。

7歳でラグビーを始め、母国のキングスというクラブで国際リーグのスーパーラグビーを経験する。来日したのは2013年。加入したNTTドコモでは現役の南アフリカ代表選手も一緒にプレーしていたが、対戦した日本代表経験者は「(代表選手より)あの長い名前の選手のほうが手強かった」と証言。無印のファンデルヴァルトに手を焼いたというのだ。

肉弾戦に躊躇なく頭から突き刺さり、迫りくるランナーに果敢にタックル。運動量も豊富とあって、ともに戦う選手ほどその存在を脳裏に焼き付けた。

身長188センチ、体重106キロの通称「ヴィンちゃん」は、2017年秋のツアーで日本代表デビューを飾る。もともとはフランカー、ナンバーエイトといった機動力の求められるポジションで活躍していたが、長身選手のひしめくロックで登録された。選手層の関係に伴うコンバートだったが、「光栄でした。楽しみました」と代表戦に出る喜びをかみしめる。

翌年には、日本代表の兄弟チームにあたるサンウルブズへも加入。再びスーパーラグビーに挑んだ。他にも日本代表のロックの座を狙う海外出身はいたが、「競争によって、各々のレベルが上がると思います。その競争が楽であれば気が抜ける。プレッシャーも、必要です」。緊張感を維持したまま、現体制のもとで生き残った。

ワールドカップイヤーとなる今年は、NTTドコモの本拠地のある大阪で観光大使に就任。すっかり西のご当地選手となり、現在の日本代表で15名いる海外出身者の1人として「日本ラグビーの歴史、背景を聞くことが自分の原動力、モチベーションになります。全身全霊で戦う気持ちは強くなります」。リーチ・ マイケル主将から過去の外国人選手の活躍をレクチャーされたことで、より忠誠心が高まったという。本番では、大型選手ばかりのチームとぶつかる。ひとつひとつのコンタクトに魂を込める。

(文=向 風見也)

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80

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