TEAMS
出場国情報
ジョージア
5大会連続5回目
フォワード大国「レロス」は台風の目になるか
東欧の雄として知られ、愛称は自国の民族スポーツの名にちなんで「レロス」。ミルトン・ヘイグヘッドコーチが就任した2012年以降、伝統のフォワードがさらに強化された。レスリングの強国らしく、肉弾戦での粘りと怪力は見事。特に8対8で組み合うスクラムでは、大型力士の押し出しのような迫力を示す。
現在の世界ランクでは、欧州6カ国対抗加盟のイタリアを上回るジョージア。ヨーロッパネーションズカップ(現ラグビー ・ヨーロッパチャンピオンズカップ)では2011年から6連覇、2018、19年も連覇と、下部カテゴリーでは最強を誇る。
鍵を握るのは、スクラムハーフのヴァシル・ロブスハゼーニ、スタンドオフのラシャ・マーラゼという司令塔団。相手防御の裏へ的確なキックを放れば、味方のフォワードを敵陣ゴールライン近くで戦わせられるからだ。フォワードを引っ張るのはフランス、イギリス、ウェールズでプレーするロックのギオルギ・ネムサゼ。密集戦で核をなす。5大会連続5回目の出場となる今度のワールドカップでも、強みを発揮する時間帯を増やせば台風の目となり得る。
(文=向 風見也)
基本情報
愛称 | レロス (「レロ=ラグビーに似た民族競技」が由来) |
過去最高成績 | プール予選敗退 (2003,2007,2011,2015) |
世界ランク | 14位(2019年10月20日現在) |
過去大会成績
1987 | 出場せず |
1991 | 出場せず |
1995 | 出場せず |
1999 | 出場せず |
2003 | プール予選敗退 |
2007 | プール予選敗退 |
2011 | プール予選敗退 |
2015 | プール予選敗退 |
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