TEAMS
出場国情報
ウェールズ
9大会連続9回目
充実の「レッドドラゴンズ」闘志とスキルで頂点へ
深紅のジャージィがまぶしい通称「レッドドラゴンズ」。長らくキックと肉弾戦が主体だったイギリス圏のラグビーシーンにあって、もっともボールを動かすことに意欲的に取り組んできた。過去にはスクラムハーフのガレス・エドワーズら、歴史的名選手を輩出。近年では2007年就任のウォーレン・ガットランドヘッドコーチのもと、安定した強さを誇っている。
ワールドカップでは2011年の第7回大会で4強入り。防御の裏を通すショートパスと相手をなぎ倒す低いタックルを駆使した。2015年の第8回大会でも似たスタイルで挑み、開催国のイングランドを予選プール敗退に追い込んだ。2018年には加盟する欧州6カ国対抗で全勝優勝。
ワールドカップの第9回大会を控える今年は、過去10年トップだったニュージーランドを抑えて世界ランクで1位(※8月23日時点)となった。スタンドオフのガレス・アンスコムが怪我をしたのは痛いが、ウイングのジョージ・ノースはトライセンス、フルバックのリー・ハーフペニーはフィールディングで期待大。防御網の圧力も一級品で、特にロックのアラン・ウィン・ジョーンズが地道にタックル。優勝経験のあるオーストラリアなどとの予選プールを通過し、過去最高の成績を目指したい。
(文=向 風見也)
基本情報
愛称 | レッドドラゴンズ (「赤い恐竜」の意) |
過去最高成績 | 3位 (2011) |
世界ランク | 3位(2019年10月20日現在) |
過去大会成績
1987 | 3位 |
1991 | プール予選敗退 |
1995 | プール予選敗退 |
1999 | 準々決勝プレーオフ敗退 |
2003 | ベスト8 |
2007 | プール予選敗退 |
2011 | 4位 |
2015 | ベスト8 |
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