TEAMS
出場国情報
ナミビア
6大会連続6回目
アフリカ地区2番手、「必死のプレー」で胸を打つ
アフリカラグビー界の2番手に位置するナミビア。選手のほとんどはアマチュアで、強化環境は決して恵まれていない。しかし、強豪国を相手にした劣勢のゲームでも諦めずにタックルし、密集戦で抵抗。ラグビーは身体衝突があって「番狂わせが起こりにくい」と言われるスポーツであることをファンは知る。だからこそ、ナミビアの懸命な姿は支持されている。
2015年のワールドカップ第8回大会でも、2連覇を目指していた王者ニュージーランドに必死に噛みついた。相手チームのメンバーは先発定着を目指すレギュラー候補群だったが、ナミビアのタックルを前にミスを連発。結果は58―14でニュージーランドの勝利だったが、ノーサイドの笛が鳴るや、顔に傷を負ったナミビアの選手たちは拍手喝さいを浴びた。
ワールドカップには1999年の第4回大会から5大会連続で出場中。今回はアフリカ予選を兼ねたゴールドカップでケニアを53―28で破り、日本行きを決めている。前回大会まで3大会連続でプレーしたフランカーのジャック・バーガーは惜しまれつつ引退したものの、ナンバーエイトのレナルド・ボスマ、フランカーのジャンコ・フェンターが泥臭く戦う。敵陣ゴール前でのラインアウトから、堅いモールでトライを取る。
(文=向 風見也)
基本情報
愛称 | ウェルウィッチアス (植物「ウェルウィッチア」が由来) |
過去最高成績 | プール予選敗退 (1999,2003,2007,2011,2015) |
世界ランク | 23位(2019年10月20日現在) |
過去大会成績
1987 | 出場せず |
1991 | 出場せず |
1995 | 出場せず |
1999 | プール予選敗退 |
2003 | プール予選敗退 |
2007 | プール予選敗退 |
2011 | プール予選敗退 |
2015 | プール予選敗退 |
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