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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

サミュエル・ホワイトロック

ニュージーランドニュージーランド

注目ポイント!最強軍団支える最強の黒子

サミュエル・ホワイトロックは、オールブラックスことニュージーランド代表を陰で支えるタフな黒子役だ。身長202センチ、体重116キロ。タッチライン際からボールを投げ入れるラインアウトでは、その体格を活かして高い打点で捕球する。直後にモールを組む際は、味方を巻き込んで塊の軸をなす。さらに相手チームが同じことをしようとした際は、真上から丸太のような腕を差し込んでまとまりをバラバラにする。もみ合いにおいて、そのサイズと怪力を活かす。

ボールが動き出せば危険地帯へ回り込んで、低いタックルも放つ。自分より小さなランナーの足元をすくう。スクラムハーフから球を受け取ってからの突進も驚異的で、攻守でエナジーを与えられる。4兄弟の三男。以前は日本のパナソニックワイルドナイツでプレーしていた長男のジョージ、末弟のルークもオールブラックスに入ったことがあり、次男のアダムは国際リーグのスーパーラグビーや7人制ニュージーランド代表でプレー。さらには祖父もオールブラックス経験者という名家の出で、とりわけ出世したのがこちらのサムというわけだ。

幼少期からスポーツ万能。2008年に20歳以下ニュージーランド代表として活躍し、2010年にクルセイダーズの一員として国際リーグのスーパーラグビーでデビュー。その勢いでオールブラックスに選ばれた。現在30歳(2019年9月時点)にして、今年8月下旬までに積み上げたキャップ数(代表戦出場数)は111。その過程ではツアーの主将を任されたこともあるなど、スティーブ・ハンセンヘッドコーチからは身体を張れるリーダーとして見られている。2連覇したワールドカップの第7、8回大会(2011、15年)にも連続出場。首脳陣はもちろん、国土を埋め尽くす多くのラグビーファンに称賛されている。

現在は、長年ロックでコンビを組んできたブロディ・レタリック(身長204センチ、体重123キロでよく動く。こちらの選手も要チェック)が故障欠場中。今大会へはぶっつけ本番で挑めるかどうかとなりそうで、ホワイトロックの双肩には一層の期待がのしかかる。大会終了後は兄もいたパナソニックへ加入する漆黒の背番号5。まずは世界最高峰の舞台で暴れ回る。

(文=向 風見也)

サミュエル・ホワイトロック プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80
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