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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

マルコム・マークス

南アフリカ南アフリカ

注目ポイント!速くて強靭!若き世界的フッカー

身体が縦にも横にも大きく、スピードがあって足腰が強く、いかなるぶつかり合いからも逃げない。マルコム・マークスは、普遍的に求められるラグビー選手の姿を体現した1人だ。ポジションは先頭中央のフッカー。身長189センチ、体重117キロという恵まれたサイズを誇り、首から腰までの線が図太く伸びる。

ボールを持てば力と速さを活かして防御網を破る。スクラム、モールといった味方同士でまとまるプレーでも、恐るべき馬力で塊を前進させる。縁の下の力持ちとされるフッカーを務めながら、たくさんトライが取れる。それがマルクスの独自性でもある。

ピンチの場面では相手の接点のボールに丸太のような腕を差し込み、攻守逆転を狙う。このように接点周辺でも出色の働きを示すから、首脳陣の信頼もすぐに勝ち取る。国際リーグのスーパーラグビーでは所属する、近年急成長を遂げるライオンズで強みを発揮し、2017、18年はファイナリストとなった。クラブの打ち出す攻撃的なスタイルに、持てる個性をマッチさせる。日本代表勢を引き連れて同じリーグに参加するサンウルブズにとっては、有数の難敵だ。ちなみに2020年からは、日本のNTTコミュニケーションズでもプレーする。

巨漢揃いの南アフリカ代表でも、22歳だった2016年にデビューしてから一気に主力選手となった。2018年には、国際統括団体ワールドラグビーが選ぶ年間最優秀選手賞にノミネート。そもそも国内では10代前半から注目されていたから、現在のブレイクは必然とも言えよう。

日本大会では、満を持してのワールドカップデビューを飾る。3度目の優勝を目指す通称「スプリングボックス」においては絶対的な顔役。強く、速く、タフな資質を大舞台でも存分に発揮し、世界のラグビー史に名を残したいところだ。南アフリカ代表の試合を観るファンは、敵陣、自陣の両方のゴール前ではマークスに注目すべきだ。

(文=向 風見也)

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80
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