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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

タイラー・アードロン

カナダカナダ

注目ポイント!豊富な国際経験を誇るカナダラグビー界のパイオニア

1981年生まれのタイラー・アードロンは、2015年のラグビーワールドカップイングランド大会でカナダ代表の主将として活躍。身長193センチ、体重110キロというがっしりとした体躯で、空中戦で活躍するロック、地上戦で光るフランカーやナンバーエイトとフォワードの複数ポジションをこなせる。海外組が増え続ける同代表にあってもひときわ国際経験が豊富で、2度目の出場が期待されるワールドカップ日本大会でもタフな働きが期待される。

広大な自然が広がるオンタリオ州はレイクフィールドで育ち、バレーボール、バスケットボール、ラクロス、ホッケーと何をやっても一級品。バスケットボールのコーチに見出されてラグビーを始めるや、持てる才能を開花させた。2011年のワールドカップニュージーランド大会で惜しくも選外に終わると、アマチュア主体だった当時のカナダにあって珍しく、プロ選手になると決意した。2012年6月に代表デビューを飾った勢いのまま、ウェールズの名門クラブ・オスプレイとカナダ人史上2番目となる契約を果たす。

さらに前回のワールドカップイングランド大会が終われば、活躍の場を南半球に移す。2018年、ラグビー王国ニュージーランドの名門チーフスとサイン。当時同国をはじめ計5か国が参加していたインターナショナルプロリーグ、スーパーラグビーに挑んだ。カナダ人でスーパーラグビーに参加したのは、アードロンが初だった。

2017年限りで退団したリーチ マイケル(日本代表)の穴を埋める形で加わったアードロンは、サム・ケイン、ブロディ・レタリックといったニュージーランド代表フォワードとトレーニングを重ねながら、デビューイヤーから定位置争いに参加。防御の薄いタッチライン際で快走を飛ばしたり、敵陣深い位置での接点周辺で分厚い防御をぶち破ったりとランナーとして際立ち、キックオフ、ラインアウト、モールの局面でもジャンプ力と腰の強さを活かした。ワールドカップイヤーとなった今季もトライを決めるなど活躍。今後もクラブに戦力として期待される。

発展途上のカナダのラグビー界から、世界に市場を開拓したパイオニア。日本サッカー界でいう三浦知良、日本人メジャーリーガーにおける野茂英雄のような存在と言えよう。ワールドカップ日本大会では、ゆかりの深いニュージーランド代表と予選プールでぶつかる。気後れせずに立ち向かいたい。

(文=向 風見也)

タイラー・アードロン プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80

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