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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

オーウェン・ファレル

イングランドイングランド

注目ポイント!ラグビー発祥国の看板スター

エディー・ジョーンズ率いるイングランド代表の司令塔兼リーダーが、オーウェン・ファレルだ。スキルや判断力もさることながら、出場するだけで試合の空気を変える統率力も際立つ。

ポールを斜め下から覗き見るようなルーティーンから蹴るゴールキックは高い成功率を保ち、速い展開のもとで的確な情報交換をしながら鋭いパス、キックを操る。危険地帯へ回り込んでのハードタックルでもチームを救う。パフォーマンスは一定で、いわゆる「実力を発揮する実力」に秀でている。

現アイルランド代表アシスタントコーチのアンディー氏を父に持ち、以前はコンタクトの激しい13人制のリーグラグビーもプレー。所属のサラセンズでも2015年度、2018年度のプレミアシップ、ヨーロピアン・ラグビー・チャンピオンズカップの2冠に輝いた。

イングランド代表としては、2012年に20歳の若さでデビュー。2015年に母国で行われたワールドカップでは、ジョージ・フォードからレギュラーの座を奪って奮闘した。しかし結果は予選プール敗退という、単独開催国初の屈辱に泣いた。しかし、現体制下でもその実力を発揮し、2016年2月以来テストマッチ18連勝。同年には副将、2017年は共同主将、さらに2018年は単独主将に指名されてリーダーシップも磨いてきた。2018年11月の日本代表戦では、前半にビハインドを許したチームへ後半から加わると流れを一変させ、首尾よく逆転勝利した。

2013、2017年には英国連合軍のブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズにも選ばれ、2017年にはヨーロッパ最優秀選手も受賞。世界最優秀選手候補にも3度ノミネートされてきた(2012年、2016年、2017年)。まさに、ラグビーが生まれた国の看板選手である。

ワールドカップ史におけるイングランド代表では、2003年のオーストラリア大会決勝でジョニー・ウィルキンソンが決定的なドロップゴールを決めてヒーローとなっている。ここで敗れたオーストラリア代表を率いていたのが、現イングランド代表指揮官のエディー・ジョーンズだった。日本大会の開幕が近づく。あの時イングランド代表に負けたジョーンズの選んだ司令塔は、いま、イングランド代表史上最大級のヒーローとなる可能性を秘める。

(文=向 風見也)

オーウェン・ファレル プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80
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