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注目選手紹介
ウィル・フーリー
アメリカ
注目ポイント!イングランドで磨いた的確なキック力
2018年には欧州の強豪であるスコットランド代表に勝利するなど、進境著しいアメリカ代表。南アフリカ出身のギャリー・ゴールドヘッドコーチ、元南アフリカ代表センターのジャック・フーリーディフェンスコーチのもと、国内外で活躍するメンバーがフィジカリティとスキルを高めている。
最もインパクトがあるのはインサイドセンターのポール・ラシケ。元NFLプレーヤーという異色のキャリアを持ち、球を持てば防御の壁を真正面から打ち崩す。仕留め役のウイングには大きくて強いブレイン・スカリー、すばしっこいマイク・テオが並び、内側からのパスを待つ。
一方でゲームを指揮するのは、司令塔のスタンドオフに入るAJ・マギンティ、そしてグラウンド最後尾のフルバックを務めるウィル・フーリーだ。いずれも的確なキックで陣地を取り、パワーランナーをより敵陣ゴールラインの近くでプレーさせる。特にフーリーは相手キック捕球後のしなやかなカウンターアタックでも際立ち、相手防御を引きつけながらのパスでもチャンスメイクできる。さらに長距離砲のプレースキックは、接戦を制するための飛び道具にもなる。
イーグルスことアメリカ代表を足で支えるフーリーは、イングランドで生まれ育った。少年時代は地元ケンブリッジラグビークラブの年代別チームでプレーし、18歳以下、20歳以下のイングランド代表へはスタンドオフとして選出された。同国プレミアシップのノーサンプトンセインツ、エクセターチーフ、現所属のベッドフォード・ブルーズでも活躍。ラグビー発祥の地で、将来が嘱望されていた。
しかし2018年、祖母の存在を通じてアメリカ代表への挑戦を決断。アメリカ代表の軸になるのは自然な流れで、重要なゲームでスコアを重ねて来た。
今度のワールドカップ日本大会では、くしくも予選プールCでイングランド代表と同組。チャレンジャーの立場となるフーリーは、自分が育った国の代表にどうチャレンジするだろうか。
(文=向 風見也)
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