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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

デービッド・ポーコック

オーストラリアオーストラリア

注目ポイント!勝利をもぎ取る、得意のジャッカル

長い腕と恐るべき背筋が、ワラビーズことオーストラリア代表のピンチを救う。

フォワード第3列のフランカー、ナンバーエイトを任されるデービッド・ポーコックは、相手の接点で球へ絡む「ジャッカル」というスキルに秀でる。相手のサポートが薄いと見るや、瞬時に地面のボールへ腕を巻き付ける。腰を落としながらも膝を地面につけず、そのままボールを奪ったり、相手の反則を誘ったり。

「各自が自分の役割を果たした結果、ターンオーバー(攻守逆転)が起こる。私のジャッカルも、誰かが低いタックルを決めてランナーを孤立させたことでできるプレーです」

身長183センチ、体重103キロと、国際級にあっては決して大柄ではない。しかし、その強靭さで国際ラグビーに確かな足跡を残してきた。2008年にワラビーズデビューを飾って以来、4年に1度のワールドカップへも2011、2015年に2大会連続で出場。イングランドでおこなわれた2015年の大会では、主将でオープンサイドフランカーのマイケル・フーパーとともに背番号7、8をつけて地上戦を席捲。3大会ぶりの決勝進出を果たした。

「アスリートはみんな、ポーコックを手本にしたいと思っています」とは、日本代表のある中心選手。アフリカ大陸のジンバブエに生まれ、2002年にオーストラリアへ移住してきたポーコックは、グラウンド外では同性愛者の権利拡大やフェアトレード(発展途上国との経済格差 解消のための公平貿易)の促進など、社会活動にも力を注ぐ。

「私自身、社会から大きなものをいただいている。トップアスリートとして、社会に貢献するのも義務だと思います」

2017年に日本のパナソニックでプレーした際は、主将でフランカーの布巻峻介から「試合中に仲間へ声をかけてくれるところも見習いたい」とリーダーシップも尊ばれた。強く、思慮深いポーコック。3度目のワールドカップとなる日本大会では、強豪のウェールズ代表や伏兵のフィジー代表と激突する。快心のジャッカルで勝利を手繰り寄せるか。

(文=向 風見也)

デービッド・ポーコック プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80

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