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ラグビーW杯2019

PICK UP PLAYER

注目選手紹介

ジョージ・ノース

ウェールズウェールズ

注目ポイント!知性を兼ね備えた力と技と速さ

今度のワールドカップ日本大会への出場選手にあって、もっともウイングとしての技能に長けた選手の1人がウェールズ代表のジョージ・ノースだ。

身長192センチ、体重109キロとフィジカリティにも恵まれていて、ニュージーランド代表の伝説的ウイングになぞらえて「ウェールズのジョナ・ロムー」とも称される。しかし、大型選手然とした愚鈍さとは無縁。真に尊ばれるべきは、ボールを持った時の速さ、腰の強さ、ステップワーク。さらには、パスをもらう手段とタイミングに知性をにじませる。

自身の手前を駆けこんだおとり役の後方や、グラウンドの内側に背を向けたタックラーの死角などにトップスピードで駆け込んで好パスを受け取る。慌ててカバーにまわる防御は、勢いと技術でかわしきる。ウォーレン・ガットランドヘッドコーチからもその技能を買われている。

イングランド人の父、ウェールズ人の母を持ち、イングランドで生まれた。ウェールズに移り住んだのは2歳からで、2010年には18歳の若さてウェールズ代表に初選出された。デビュー戦となった同年11月の南アフリカ戦では、25−28で敗れたものの同国史上最年少で2トライをマーク。それ以来、激しいポジション争いを強いられながらも4年に1度のワールドカップは2011年、2015年と2大会連続で出場。英国連合軍のブリティッシュ&アイリッシュライオンズの遠征にも2回参加するなど、北半球ラグビー界を代表するフィニッシャーの名をほしいままにしている。

プロ選手としては長らくイングランド・プレミアシップのノーサンプトン・セインツでプレーしたが、2018年からは母国ウェールズのオスプリーズで活躍。27歳にして熟練者の風情をかもす。

3度目となるワールドカップに向けて、今年はチームが一時期世界ランク1位に輝くなど期待された状態で臨む。予選プール同組で上位を争いそうなオーストラリア代表、フィジー代表はともに爆発力があるだけに、4トライ以上奪取で得られるボーナスポイント獲得はマスト。ノースの需要は高まるばかりだ。

(文=向 風見也)

ジョージ・ノース プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80
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