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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

ベン・ボラボラ

フィジーフィジー

注目ポイント!「フィジアンマジック」の司令塔

欧州や南半球のプロクラブで高く評価されるフィジー代表選手。いずれも高い身体能力やトリッキーなプレーが買われていて、その筆頭格の1人がベン・ボラボラだ。パスやキックでゲームを動かすスタンドオフというポジションを、身長191センチ、体重89キロという恵まれたサイズでこなす。

左右に攻撃を展開するなか、相手と間合いを取った状態でボールをもらう。その瞬間、あらかじめ見定めていたであろう、防御の隙間を柔らかいフットワークでえぐる。そちらへ追っ手が来れば左右のスペースに鋭いパスを放つし、いざ捕まっても勢いよく前進したり、長いリーチでオフロードパス(タックルされながらボールを繋ぐ動き)を放ったりできる。「フィジアンマジック」の異名をとる同国代表のアタックを、技術と力で引っ張る。

さらには、長距離弾道のキックも蹴ることができる。いまフィジー代表を相手にグラウンド中盤あたりで反則をすれば、タッチラインへのペナルティーキックをボラボラに自陣ゴール前まで運ばれてしまうだろう。最近のフィジー代表はラインアウトからのモールを強みとしているだけに、たった一瞬で形勢が変わりうる。フィジー代表にボラボラが1人いるだけで、対戦国は複層的なリスクを想定しなくてはならない。

オーストラリアのシドニーでインド系の父親とフィジー人の母との間に生まれたボラボラは、9歳でフィジーに移住。高校入学前に再びオーストラリアに戻り、2011年には20歳以下オーストラリア代表としても活躍した。2013年には同国ワラターズと契約し、国際リーグのスーパーラグビーでデビュー。2016年にはニュージーランドのクルセイダーズ、さらに2017年には再びオーストラリアのレベルズでスーパーラグビーに挑んだ。以後はフランスプロリーグのトップ14に誘われ、ボルドーを経て現在はラシン92に在籍。プライベートではアメリカの有名女優との交際で話題を集めた。

フィジー代表としては2015年に初陣を飾り、同年のワールドカップイングランド大会へも出場している。今年の日本大会へは、十分な経験値を持って挑む。予選プールでは、守りの堅いウェールズ代表をどう攻略するかが見ものである。

(文=向 風見也)

ベン・ボラボラ プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80

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