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ラグビーW杯2019

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注目選手紹介

フアンマヌエル・ガミナラ

ウルグアイウルグアイ

注目ポイント!小柄な体から繰り出す魂のタックル

国際舞台で身体をぶつけ合うフランカーのポジションを務める選手は、身長185センチ以上で体重は100キロオーバーであるのが大半だ。一般的には小さくない身長180センチ前後の選手でも、小柄とみなされてしまう。

その意味では、ウルグアイ代表の主将を務めるフアンマヌエル・ガミナラは、実に希少で貴重な存在だ。日本の大学生フランカーとそう変わらない身長171センチ、体重95キロというサイズに、あふれるエネルギーと筋力をと詰め込み大型ランナーへ鋭いタックルを浴びせる。オーストラリア代表で自身と同タイプのマイケル・フーパーを手本に、下働きを徹底する。

愛称は「ガラファ」。ガスタンクを意味する。幼少期はサッカーとラグビーの両方を楽しんだが、12歳からラグビーに専念している。

2010年、翌年のワールドカップ出場をかけた敗者復活戦のルーマニア戦で代表デビューを飾って以来、「ロス・テロス」ことウルグアイ代表のフランカーとして働いてきた。ワールドカップに初出場したのは2015年のイングランド大会。予選プール全4試合に先発し、強豪国に食い下がった。世界中の小柄なラグビーマンにとって、勇気の象徴のような戦士だ。

日本大会に挑むウルグアイ代表では、選手の多くがアマチュアだ。ガミナラもその例外ではなく、普段はプライベートバンクで会計士として働く。トレーニングは始業前の朝7時から8時15分までで、早く仕事が終わってジムに行ける日は幸運という日常を過ごす。学校や刑務所などでも会計とラグビーを教えているという。

今回のチームにあって、12名いるワールドカップ経験者のうちの1人でもある。さらに、10年前にも来日経験がある。20歳以下ウルグアイ代表として、年代別世界大会のジュニアワールドチャンピオンシップの日本開催大会へ出場。当時は20歳以下日本代表とも対戦していて、その控えプロップには現日本代表の稲垣啓太がいた。

いま、10年ぶりの日本への旅へ出たガミナラ。フーパーのいるオーストラリア代表と同組の予選プールDで、確かな爪痕を残したい。

(文=向 風見也)

フアンマヌエル・ガミナラ プロフィール>>

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STANDINGS

順位表

 
プールA

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 日本

日本

19 4 4 0 0 +53
2 アイルランド

アイルランド

16 4 3 0 1 +94
3 スコットランド

スコットランド

11 4 2 0 2 +64
4 サモア

サモア

5 4 1 0 3 -70
5 ロシア

ロシア

0 4 0 0 4 -141

 
プールB

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ニュージーランド

ニュージーランド

16 4 3 1 0 +135
2 南アフリカ

南アフリカ

15 4 3 0 1 +149
3 イタリア

イタリア

12 4 2 1 1 +20
4 ナミビア

ナミビア

2 4 0 1 3 -141
5 カナダ

カナダ

2 4 0 1 3 -163

 
プールC

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 イングランド

イングランド

17 4 3 1 0 +99
2 フランス

フランス

15 4 3 1 0 +28
3 アルゼンチン

アルゼンチン

11 4 2 0 2 +15
4 トンガ

トンガ

6 4 1 0 3 -38
5 アメリカ

アメリカ

0 4 0 0 4 -104

 
プールD

順位 チーム 勝点 試合 得失
1 ウェールズ

ウェールズ

19 4 4 0 0 +67
2 オーストラリア

オーストラリア

16 4 3 0 1 +68
3 フィジー

フィジー

7 4 1 0 3 +2
4 ジョージア

ジョージア

5 4 1 0 3 -57
5 ウルグアイ

ウルグアイ

4 4 1 0 3 -80

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