プレー再開の方法は何種類もあります!
サッカーだと反則があったらフリーキックで試合が再開しますが、ラグビーの場合は反則の重さによって与えられるペナルティが違います。また、反則を受けたチームはいくつかの選択肢のなかからプレーを再開する方法を選ぶ権利が与えられることがあります。ここではプレーの再開方法と、反則に応じて与えられるペナルティについて解説します。
サッカーだと反則があったらフリーキックで試合が再開しますが、ラグビーの場合は反則の重さによって与えられるペナルティが違います。また、反則を受けたチームはいくつかの選択肢のなかからプレーを再開する方法を選ぶ権利が与えられることがあります。ここではプレーの再開方法と、反則に応じて与えられるペナルティについて解説します。
「軽度の反則」があった場合に適用されます。両チームのフォワード8人ずつががっちりと組み合い、相手を押しながら、スクラムハーフが投入したボールを味方の方にかき出します。スクラムが潰れたり、90度以上回ってしまった場合はやり直しとなります。
「やや重い反則」があった場合に適用されます。キッカーはボールをパント、ドロップキック、またはプレースキックで蹴ることができます。ただし直接ゴールを狙うことはできません。
「重度の反則」があった場合に適用されます。キッカーはボールをパント、ドロップキック、またはプレースキックで蹴ることができ、直接ゴールを狙うことができます。
ボールまたはボールを持った選手がタッチラインに触れたり外に出た場合に、相手側のチームに与えられます。タッチラインからボールを5m以上投げ込んで、2列に並んだ両チームの選手がボールを奪い合います。
なお、、ペナルティーキックがタッチラインの外に出た場合は、キックを行った側のチームにスローインが与えられます。
軽度の反則:相手チームのスクラム、またはラインアウト
自分よりも前方にボールを投げること
ボールを自分より前方に落とすこと
ラインアウトでボールをまっすぐに投げ入れないこと
ボールを持った選手、またはキックしたボールが、前方の味方に偶然触れ、プレーに有利に働くこと
やや重い反則:相手チームのフリーキック
スクラムの時に、ボールをまっすぐ投げ入れないこと
重度の反則:相手チームのペナルティーキック
モールやラックの中で、ボールを持っている側のチームの方に倒れこみ、ボールが出るのを妨げること
ボールを持った味方や、ボールをキックした味方より前方にいる選手が、その味方より後方に下がることなくプレーに参加すること。
スクラム、ラック、モール、ラインアウトなど、プレー毎に決められたオフサイドラインより前方にいる選手も、味方より後方に下がることなくプレーに参加してはいけない
ボールを持っていない相手選手の動きを妨害すること
故意にモールやラックを潰すこと
ボールを持っている選手がタックルで倒されたにも関わらず、ボールを放さずに持ち続けること
タックルをした選手が、倒れた選手とともに倒れこみ、次のプレーの障害となること
スクラムやラックの中にあるボールを拾い上げること
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