大金星を挙げた「4年前」を越えていけ!悲願達成に挑むジェイミー・ジャパンの現実と可能性 (THE DIGEST)
2019.9.18(水)
34-32――。まだ記憶に新しいスコアだろう。
2015年のラグビーワールドカップ・イングランド大会。そのプール戦の初戦で、日本代表は優勝候補の南アフリカを相手に歴史的な大金星を挙げた。続くスコットランド戦には敗れたものの、サモア、アメリカにも勝利。結果的にボーナスポイントの差でベスト8進出を逃したとはいえ、そのセンセーショナルな快進撃は、世界中に衝撃を与えた。
日本国内ではにわかにラグビーブームが沸き起こるなど、4年後の自国開催となるラグビーワールドカップに向けて、大きな弾みをつける大会となったと言える。
翌16年、日本ラグビー史上最高の結果をもたらした世界的名将、エディー・ジョーンズに代わり、15年シーズンのスーパーラグビーでハイランダーズを初優勝に導いたニュージーランド人のジェイミー・ジョセフが新たなヘッドコーチに就任。同年の秋から、新生日本代表の強化が急ピッチで進められ……
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