8強へレフェリーを徹底分析して味方に/沢木敬介氏 (朝日・日刊スポーツ)
2019.9.20(金)
<沢木敬介氏解説>
いよいよ迫ってきたキックオフ。日本は目標の1次リーグ突破に向けて、4試合を通したマネジメントをどうするのか。前回大会を日本代表コーチとして経験した沢木敬介氏(44)は一般にはあまり知られない「レフェリー対策」にも言及した。レフェリーを味方につけながら、ホームの利を生かす。日本ラグビー界きっての「知将」が大会の裏側を切った。【取材・構成=荻島弘一】
-開幕間近。最後の実戦となった南ア戦後、リーチ主将はレフェリーのジャッジに疑問を呈し、試合中のコミュニケーションの重要性を語りました。本大会ではレフェリーとの関係も、勝負の鍵となりそうです
沢木 レフェリーの傾向はすごく大切です。だからこそ、徹底して分析します。好きなプレーや嫌いなプレー、時間帯やエリアによる笛の傾向も調べます。開幕のロシア戦はオーウェンズ氏(ウェールズ)。前回大会決勝も吹いた世界で最も評価の高いレフェリーです。経験もあるし、マネジメントもうまい。
-特徴があるのですか……
掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。