HISTORY
大会概要・歴史
大会初勝利!日本ラグビーの大きな一歩
ラグビーの母国と言われるイングランドを中心としたイギリス連邦とフランスとの共催。大会はスケールアップした。アジア・オセアニア予選を突破して出場を決めた日本は、宿澤宏明監督のもと1989年に日本でスコットランドを破っていた。
ワールドカップに向けても学生代表、日本B代表といった下部カテゴリーのチームを対戦国に遠征させるなど徹底して情報を分析。「ミスターラグビー」ことスタンドオフ兼センターの平尾誠二主将を筆頭に、メンバーを固定して連携も磨いてきた。センター朽木英次は、平尾とともに2大会連続での出場。ピンポイントのパスでスコアをお膳立てしてきた一方、現状日本のワールドカップ最多トライ記録者でもある。
期待されて臨んだ本番では、スコットランドと再戦の第1試合は9-47と大敗。しかし続くアイルランドとの第2試合では3トライを奪取。16-32で敗れたなか、ウイングの吉田義人は70メートルの快走でトライを演出。そのスピードで脚光を浴びた。
そして第3戦。日本はジンバブエを52-8で下し、歴史的な大会初勝利を挙げた。奪ったトライは大会最多の9。当時の攻撃力を物語った。以後、日本のワールドカップ勝利は2015年まで持ち越される。
大会 | 対戦国とスコア | |||
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第2回 (1991年) |
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