HISTORY
大会概要・歴史
優勝候補に記録的大敗、ブルームフォンテーンの悪夢
アパルトヘイト(人種隔離政策)にピリオドを打った南アフリカが、開催国として初出場初優勝を果たしたことが第3回大会のハイライト。映画『インビクタス』の題材にもなったこのイベントに、日本は小藪修監督体制で臨んだ。結果的には、この国のラグビー史上最大級の悲劇を味わってしまう。
ウェールズに10-57、アイルランドに28-50と2連敗して迎えた3戦目。控え選手をそろえたニュージーランド代表を相手に、ボールを渡しては失点の繰り返し。フランカーの梶原宏之がスペースへ駆け込み2トライも、17-145で大敗。1試合最多失点の大会記録を塗り替えたこの一戦は、会場にちなんで「ブルームフォンテーンの悪夢」と呼ばれた。
当時25歳で出場していたフルバックの松田努は、43歳までの現役生活を続けるなかでこう振り返っている。「試合をしていて恥ずかしかったです。振り返れば、この試合に向けた準備がどれだけできていたか…」
各国は同年からのプロ化に向け水面下で動いていたのに対し、日本はその波に乗り遅れたとも指摘される。選手とスタッフとの間の関係性、グラウンド外での行動規範も問題視された。松田の言葉通り、世界に勝つには相応の準備が必要だった。
大会 | 対戦国とスコア | |||
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第3回 (1995年) |
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